【高円寺】「珈琲亭 七つ森」は”王道”レトロな喫茶店

東京メトロ丸の内線「新高円寺」駅から徒歩5分ほど。ルック商店街の中にある「珈琲亭 七つ森」さんは昭和レトロな喫茶店。
特製のカスタードプリンはカスタードが濃厚。
コーヒーをすすりながら、ノスタルジックな店内でゆったり時間を過ごせば、極上の贅沢時間…！

この記事では、「七つ森」さんの魅力を勝手にご紹介。

「珈琲亭 七ツ森」はレトロ喫茶の王道！

渋い外観に思わず足を止めてしまう

JR高円寺駅を南口に出て、パル商店街→ルック商店街と商店街を渡り歩いている途中、ちょうどルック商店街の間くらいの場所で見つけたのが「珈琲亭 七つ森」さん。周囲のお店もなかなか年季が入っているが、その中でも一段と渋い様相をしている「七つ森」さんに惹かれ、思わず足を止めてしまった。

あとで調べたら、昭和53年創業らしい。つまり…2024年現在で46歳！

外から中の様子がうっすらと見える。けどはっきり見えない…。

こんなに渋い喫茶店…いったいどんな人が営んでいるのだろう。お客さん入ってる…っぽい。けど、客層が地元のじいちゃん＆ばあちゃんばかりだと気まずいなぁ。

ああ、グチグチ考えてしまう。
レトロな喫茶店は好きなんだけど、毎回いらんことを考えてしまうんですよ、僕。

ええい！うだうだ考えていても仕方ない！入っちまえ！

「珈琲亭 七ツ森」の店内はノスタルジックな空間

扉を開けると、40歳前後くらい？の男性がキッチンから「いらっしゃいませ～」と声をかけてくれました。その声に反応して20代くらいの女性スタッフさんが奥から来て、「いらっしゃいませ、どうぞ」と席に案内してくれます。

渋い外観から勝手に、おじいちゃん店主と常連のじいちゃんばあちゃん憩いの場を想像していたのですが、全くそんなことはなかった。なかなかヤングなスタッフさんたちで運営している「七つ森」さん。それにお客さんも20代～30代が多いっぽい。

おお～！素敵な店内だ。

”昭和レトロっぽい”ではなく、本当に昭和レトロ。

時間をかけて、丁寧に丁寧に営業を続けてきたからこそ出せる味わいだわ、これは。

壁のくすみ。年季の入った赤いベロア張りのソファ。ちょこちょこ剥げている木の柱やカウンターテーブル。

うん、これぞノスタルジック。

本物のレトロ喫茶店です。
この空間を味わえただけで入って良かったと思えちゃう。

ところで、「七つ森」さんはかなり人気店のようです。

僕が入ったことにより、最大10組ほど入れるお店が満席になりました。平日の15時過ぎにこんなに混んでいるとは。高円寺とはいえ、すごいです！

僕のように一人で来ているお客さんは少なくて、2人組できているお客さんがほとんど。みなさん声のボリュームを気にしておしゃべりしてくれているので、満席のわりに店内は静か。

雰囲気も相まって落ち着いてカフェタイムを楽しめそう。

「珈琲亭 七つ森」のメニュー

手書きメニューが可愛い！

店内のPOPもそうでしたが、メニューも手書きで書いてあって可愛い。

メニュー数が多くて迷ってしまう。

でも僕、実はとっても気になるメニューがある。横の席に座っている大学生っぽいカップル？が、プリンを食べているんですが、それがとっても美味しそう…！

ババロアやケーキも気になるところだけど、プリンがどうしても気になる…。やっぱりここはプリンでいこう！

「珈琲亭 七つ森」のコーヒーとカスタードプリン

カスタードプリン１つで645円を高いとみるか、妥当とみるか。（ドケチの僕的にはなかなか高価に感じます）
コーヒーと一緒に頼むとセット価格で1045円。（うーん、やっぱりなかなか高価だわ）

でもプリンが到着し、その美しいビジュアルを見たら、「まぁ金額なんて気にしても仕方ないかぁ」という気持ちにさせられましたよ。

ええ、チョロいです。

コーヒーもいい香り。

さっそくいただきます！

カスタードプリンはしっかりカスタードの味がする。
『そんなの「カスタードプリン」なんだから当たり前だろ！』って言われそうですが、本当にTHEカスタードなんですって！これが正解っていう味なんですって。

カラメルは苦さが控えめ。
主張が激しくないおかげで、カスタードをじっくりと味わえる。カラメル、グッジョブ！

「これなら645円でも仕方ないかな？」って気にさせてくれるお味です。

ブレンドコーヒー（ジャーマンロースト）は僕の大好きな味だ。苦み強めの酸味少なめ。
この苦みが、甘いカスタードプリンとまあ合うこと合うこと！

バクバク食べるのはもったいないから、丁寧に丁寧に食べていきます。（ドケチ根性です）

ごちそうさまでした。

「珈琲亭 七つ森」まとめ

渋い外観なので若干入りにくさもありますが、思い切って入ってみると、そこには昭和の懐かしさを残したレトロな空間が広がっています。

お店の渋い雰囲気とは対照的に、スタッフさんはなかなかヤングな方が多いです。みなさん接客も丁寧でした。

客層もヤング。むしろ、じいちゃんばあちゃんは少ないです。
高円寺の商店街で古着を買ったヤングたちが、箸休めで「七つ森」さんに来てるみたい。（古着屋の買い物袋持った大学生が次々入ってきました。）あと外国人さんも2組ほどいらっしゃたので、観光客にも人気のお店なのかも？

あ、ちなみに。

めちゃくちゃ余談ですが、隣のプリンカップル、実はカップルじゃなかったです。大学の友達でした。男子くんは女子さんに好意を寄せているけど、女子さんはそれを遠回しに拒絶。ちょっぴり男子くんが可哀そうだったなぁ。うーん甘酸い！（盗み聞き参照）

「珈琲亭 七つ森」の店舗情報