青春18きっぷ旅(東京~盛岡)後編

青春18きっぷで東京→盛岡旅の後編です。

前編では、1日目の東京→盛岡までの長旅の様子をご紹介しましたが、
後編では、2日目の宮古駅周辺旅行、3日目の盛岡→東京への帰りの様子を綴っていきます!

青春18きっぷ 東京~盛岡旅

盛岡駅→宮古駅

2日目は、三陸鉄道リアス線に乗りたいなぁ~と思っていたので、JR山田線で宮古駅まで行こうと思っていました。

が、しかし!

先日の台風の影響で山田線が通行不能に。
JR山田線では緊急対応として、宮古駅まで運行しているバスへの振り替え輸送をしてくれています。

この振り替え輸送、青春18きっぷなどの特別切符にも対応してくれているのです!
なので別途でお金を払うことなく利用することができます!

ありがとう…JRさん!

ちなみに、振り替え輸送のバスに乗車するためには、盛岡駅の改札窓口で振替乗車票をもらう必要があります。
青春18きっぷにスタンプを押してもらうついでにもらいましょう!

さて、思いがけずこの日は電車旅ではなくバス旅に。
バスが盛岡駅周辺の街なかを走ってから宮古駅へ向かってくれたので、盛岡駅周辺の街並みを見ることができてラッキー!(時間がないと、日中に盛岡駅周辺を散策するのは諦めていたので)

盛岡駅を出発して20分程経つと、すぐに自然豊かな街並みに変わります。

電車旅では見れなかっただろう景色も堪能できて最高!

やまびこ産直館という場所でトイレ休憩。
ただ、休憩時間は3分とだいぶスパルタ。(笑)

ありがとう!バスくん!!
そして帰りも頼みます!

そして、宮古駅とうちゃーく!

日差しが暑い!

8時40分に盛岡駅を出発して、到着したのが11時頃。
あっという間にそろそろお昼。

ということで、前日の夜に宮古駅周辺を調べて気になっていた『蛇の目(じゃのめ)』さんでお昼ご飯を食べることにします!

ランチ時間前だからかお客さんの数は少なかったです。

岩手の清酒『男山冷酒』。 

ふだんお酒はそんなに飲まないんですが、旅行の時はちょっぴりいただきます。

『男山』は、さっぱり甘めの味わいでした。飲みやすい!

そしておまちかね!

『北三陸ごはん』です!!

ビジュアル最高!!!!!!

いただきます!

まずは、うに。

あまい!臭みが一切ない!うまーい!!!!!

これだけで来てよかったと思える…。

次はーイカ。

なんでこんなに甘くてとろとろなの?!


普段イカは好きでも嫌いでもないけど、このイカは大好き!

【乗ってる海戦が多すぎるのでダイジェスト】
★甘エビがとろ甘〜♡
★蒸し海老しまってる〜♪
★マグロもうま〜い!
★ホタテあま〜い♡
★アワビがコリコリ~
★よくわからない貝たちも新鮮でうまいよ~!
★いくらもうまい〜!!

もう乗ってるもの全部うまい!!!!!

なんなんだ君たちはいったい!
すごい!すぎるぞ!!!

酢飯の酢がほんのりでやさしいのも地味に嬉しい。

ごちそうさまでした!

三陸鉄道リアス線

三陸鉄道も、先日の台風の影響で宮古駅~田老駅間が運行中止に。
そのため臨時のバスが出ているとのこと。

しかし、臨時のバスの本数はだいぶ少なく、さらに田老~久慈間の電車も通常よりも本数を減らして運行しているため、一度宮古駅から久慈方面へ下ると、戻ってくるための電車が全然ない問題。

なんとなく久慈方面に行くことしか頭になかった僕。

駅の電光表示を見て「あっ!」と気づきます。

「そうか!宮古駅から宮城方面へ上る電車に乗ればいいんだ!!」

よく考えれば当たり前。(笑)

もう間もなく上り電車が出るということで、なんとなく往復1000円くらで戻ってこれそうな駅までの切符を急遽買い、電車に乗り込みます。

これが三陸鉄道か!!
レトロで可愛い♡

車内もレトロモダンな感じで可愛かったです!
観光列車のようでしたが、乗り合わせた地元の高校生たちでまあまあ混雑してました。

良く調べないまま飛び乗って、知らない駅で降ります。

豊間根駅。

どこだよここ。

うん。昔ながらの建物に自然豊かな風景。

ほかには何もない。

こういう無計画な旅もいいな。

それにしてもトイレに行きたい。
お酒を飲んだからかも。急激な尿意。

しかし駅にはトイレはなかった。
もちろんコンビニもない。

ヤバイ!!

そういえば途中にあった飲食店。
あそこに入ればトイレがあるかも…!

正直、まったくお腹は空いていない。
けど、トイレに行きたいので『おがた』さんに入ります。

トイレは無事間に合いました。

ラーメン(税込み 600円)

せっかく入ったのだから何か食べないと申し訳ないと思い、一番サッと食べられそうなラーメンを注文。

ごちそうさまでした。

スッキリ&満腹になって駅に戻ります。

時刻表を見ると、宮古駅に戻る駅はすでに出てしまい、再び上りの電車が来るまでにも数十分かかるみたいです。

ここでもし上り電車に乗った場合、盛岡ゆきの最終バスに間に合うのか計算。

時間的に微妙だ。
間に合うけど、遅延したらバスに乗り遅れる。

心配性の僕は上りの電車には乗らず、宮古駅ゆきの下り電車に乗ることにしました。

勢いで飛び乗ったはいいものの、ちゃんと調べなかったことが痛恨の極み!

今度は電車が復興したらちゃんと乗りたいな〜。

地方は電車やバスの本数がものすごく少ないから、ちゃんとチェックしないとマジで全ての歯車が狂う。笑
ま、それも旅の醍醐味か〜。

1時間以上、小屋みたいな駅舎でひたすら電車を待ちます。(周辺をちょっと歩いたけど何もなくて、散策を断念)

全然電車来ないやん。

の顔。(笑)

やっとこさ来た宮古駅ゆきの電車に乗り、宮古駅に帰ってきました。

盛岡に帰るバスが来るまで時間があったので、宮古駅周辺を散策することにしました。

だれも歩いてない。
カフェに入ろうかと思ったけど、カフェもなかなか見当たらない。

港の方まで歩きまくったものの、とくに立ち寄るところもなく宮古駅に戻ってきました。(笑)

バス停のすぐ近くに『パティスリー レ・ド・シェーブル』さんという洋菓子屋さんがありました。
そこにソフトクリームが売っていたので購入!

ヤギのミルクのソフトクリーム(税込み 450円)

「ヤギのミルクのソフトクリーム」

ケモノ感があるクセのある味わいをほのかに感じる。
クセが好きな人にはいいかも!個人的には好き。 

疲れた火照った体に、冷たいソフトクリームはサイコーでした!

バスが来るまでまだ時間がありましたが、特に見るところもなさそうだし、疲れたので、バスの待合室でゆったりバスを待つことにしました。

盛岡じゃじゃめん

盛岡に戻ってきました。

夕飯は、前日からちょっと気になっていた「盛岡じゃじゃめん」を食べてみようと思い、盛岡駅ビルFESANの地下にある『小吃店(ショースーテン)』さんへ行くことに。

盛岡じゃじゃめん、盛岡の名物らしいです。
本当に名物なのかは謎です。

じゃじゃ麵(中)(税込み 830円)

見た目は思いのほか質素な感じ。

いただきます。

ん?

乗っているタレが冷や汁の味に似ている気がする。

これは好き嫌いが別れそうな感じ。

ちなみに僕は「まあまあ」という感想です。口に合わなくはないけど、すっごい美味しい!というわけでもない…。
となりに座っていた女性2人組(おそらく観光客)は、「思ってたより微妙だね」と言い合ってました。やはり好き嫌いは別れそうな味です。

東北の人には愛される味なのかも? 

麺はもちもちしてて良かったです。

味変用にラー油や、にんにくのすりおろし、酢、七味なんかを用意してくれているので、最後まで飽きずに食べられます。

ごちそうさまでした!

東京都の気温差-5度

夜風が涼しくて気温を見たら20度程度。おもむろに東京の気温も調べると、夜8時にもかかわらず28度もあった。

気温差は-5度か。
とても過ごしやすい。

川辺で語らってる人たちいたので、僕もマネしてやってみました。

もちろん一人で。

風が気持ち良い〜。
一人でも良いよ〜。

川で一人、黄昏て飲むワイン最高でした。

この日も快活CLUBさんに宿泊。

青春18きっぷ旅 盛岡→東京

盛岡の有名コッペパン『福田パン』

朝6時に起床して、快活CLUBを7時には出ます。

こんなに朝早く出るのはには理由があって、盛岡で人気のコッペパン屋『福田パン』に行こうと思ったからです。

この『福田パン』とっても人気で、並ぶときは1時間くらい並ぶという口コミだったのです。
1時間も並んでいられないので、早起きして開店時間に行きます。

7時15分ごろに到着したら、すでに2人並んでいました。 

とはいえ2人。
メニューを選んでいるとあっという間に僕の番がやってきました。

僕は「あんバター」と「ピーナッツバター」と「チキン南蛮」を注文。

『福田パン』さんは、その場でコッペパンの中に具を塗ってくれるスタイルです。
できたてのコッペパン美味しそう。

朝食に「あんバター」と「ピーナッツバター」をいただきます!

ふわふわというよりもちもちっとしたやわらかい食感。

あんバターは写真を撮り忘れました。
味はまさに”あんバター!”って感じで王道の味でしたよ!
バターもたっぷり塗られていてしっとり~!

パンにバターが染みてしっとりしてるから、もはや飲めます!

ボリューム満点なので1つでも全然足りる。

ピーナッツバターは、バターのほうが味が強めなので、正直ピーナッツクリームの味があんまりわからなかったです。笑

それくらいバターがたっぷり惜しげもなく塗られているんですね。


2個食べたらなかなかお腹いっぱいになりました。

ちなみに、イッキにバター系を2つも食べるとちょっと胸やけします。笑

福田パンを食べた後、8時56分に盛岡を出発。

途中、仙台で30分程待ち時間があったので、チキン南蛮をお昼ご飯に食べました。

チキン南蛮(税込み 530円)


時間が経ってもまだふわふわは変わらず。
タルタルの酸味と南蛮タレのコクがマッチして最高!!

キャベツのシャキ食感と、からしの辛みもいいアクセント!
ちなみにからしは入れるか入れないか選ぶことができます。

やっぱり飲める。 

福島駅を途中下車したりしながら宇都宮駅を目指します。

宇都宮の餃子

18時ころ宇都宮駅に到着。

宇都宮駅ビルにある『みんみん』というお店が、宇都宮餃子の中でも評価が高かったので行ってみることに!

『みんみん』さん、向かい合わせににもう一つ店舗がありました。
2つの店舗の違いは、メニューに「揚げ餃子」があるかないかと、ドリンクの種類が若干違うだけのようです。

僕はせっかくなので、揚げ餃子も食べれられるほうで待つことにしました。

18時半頃にお店に到着してすでに6組待ち。
ただ、回転が速いので20分待ちくらいで入れました!

そのかわり、一気に客の入れ替えをするため、注文→調理が一極集中になります。
入れ替わりタイミングによっては、注文してから餃子が届くまで10分くらいは待つことになる。

焼き餃子(税込み 360円)

きましたー!餃子!

いただきます!

宇都宮餃子って食べたことあるか忘れていたのですが、食べてみて思い出しました。
「これ食べたことある」と。

汁がぶわ~って溢れてきます。
中に入ってる野菜がニラではなくキャベツなので、だいぶあっさりしてます。
ニンニクなどの香味もないので、単体で食べると味があまりしません。
なので味は基本的に、後からつける醤油&酢の味。

味付けが濃くないからパクパク食べられます。

いわゆる普通の餃子が好きな人には物足りない味付けかも。
これは好き嫌いが別れそう。

水餃子はぷるぷるしてました。
揚げ餃子はちょっとスナック感ありました。

個人的にはやっぱり焼きが一番好きかな〜。

ごちそうさまでした!

東京に帰ってくると、めちゃくちゃ蒸し暑い…。
盛岡の涼しい夜が恋しー!

青春18きっぷ旅 東京~盛岡 まとめ

まずは、台風で路線に大きな被害があったにも関わらず、振り替え輸送でバスを利用させてくれたJRさん。
本当にありがとうございます。

山田線が通行不能になっていると知った時、三陸鉄道に乗ることはできないな~と思っていたので、大変救われました。

東京~盛岡まで片道およそ11時間30分。
行きはワクワクしていたのですが(とはいえ後半はだいぶイライラ)、帰りは心がクサクサしてしまいました…。

心がクサクサしてると乗車態度の悪いおじさんが目について仕方なかったー。(笑)

これだけは言っておきます。
地方の人は優しいと思い込んではダメです。

隣に人が乗ってても平気で大股広げてくる人もいるし、
乗客数が増えて車内が混雑してきても、座席を詰めて座らない人もいます。

仙台駅から白石駅へ向かう電車内。
席を2人分陣取ってるサラリーマンに、「ちょっと詰めてもらっていいですか?」と言ったら、「え?なに?」と言って一瞥されました。(心の中では「なに?じゃねーよ!!!」と叫び散らかしていました)

長旅で心のゆとりがなくなると、小さなことにもイライラしてくるので、どうかお気を付けください。

みや

みや

新しい体験をするのが好きです。
エンタメも好きです。特にドラマは好きなので感想レビューをどんどん書いてます。
自身のコミュニケーション下手を克服すべく、日々コミュニケーションや人間関係に関する勉強をしています。
内向型のアドバイザーとしても活動中です。 

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