フジテレビ系月曜夜9時放送のドラマ『海のはじまり』。
「silent」のドラマ制作スタッフが再び集結した今作は、主演を目黒蓮に迎え注目を集めています。
この記事ではそんな『海のはじまり』の視聴率推移を1話から分析&解説していきます!
もくじ
海のはじまり 視聴率推移
海のはじまり 世帯視聴率とサブタイトル
第1話 | 「ママが好きだった人」…親と子の愛の物語。 | 8.0% |
第2話 | あふれ出す…ふたをしていた想い | 8.1% |
第3話 | 大切な人を失うということ | 7.1% |
第4話 | なんで、好きなのに一緒にいちゃダメなの? | 7.7% |
第5話 | 子供がいる…8年越しの告白 | 7.2% |
第6話 | やっぱり産む事にした…出産を決めた本当の理由 | 6.1% |
第7話 | いちばん近くで支えてくれた人 | 6.8% |
第8話 | 実の父との再会…俺だって悲しいのに | 7.4% |
特別篇 | 「恋のおしまい」 | 6.7% |
第9話 | 夏くんの恋人へ | 7.6% |
第10話 | いなくならないで…ずっと一緒にいたい | 8.1% |
第11話 | ママはいない人なの? | 7.8% |
最終話 | 夏くんへ | 9.5% |
最高視聴率 9.5%
最低視聴率 6.1%
平均視聴率 7.6%
初回視聴率は8.0%。
月9ドラマの初回が8%を超えたのは2023年4月期の『教場0』以来。
2022年に社会現象を巻き起こした『silent』スタッフが再集結し、目黒蓮しゅえんという話題性を考えれば納得の数字。ここから数字を伸ばすことができるか期待。
第2話視聴率は8.1%と、初回から0.1%の微増。
昨今のドラマは初回が一番視聴率が高いことが多い中、微増ながらも視聴率を上げたのはすごい!
世間の評判では、「週のはじまりから暗いドラマは観たくない」などの声もあるものの、初回で視聴を脱落する人は少なかったみたいだ。
第3話視聴率は7.1%と、前回から1%のダウン。
初回は話のあらすじと登場人物紹介の要素が多かったが、2話からは人間ドラマとして若干複雑さが出てきた印象。夏と大和は血のつながらない兄妹ということや、弥生が実は過去に堕胎したことがあるという様々な複雑要素が出てきて、「ちょっと重たい…」「観ててしんどい」となってしまった人がいたのかもしれない。
第4話視聴率は7.7%。前回よりも0.6%アップ。
3話がわりと登場人物同士が打ち解け合ってきた印象だったのもあって、視聴率がアップにつながった可能性あり。実際、見逃し配信のTverでは登録者数が100万人を超して視聴回数も多いので、リアルタイムの視聴者獲得につながったのでは?
第5話視聴率は7.2%と、前回より0.5%ダウン。
7%台で落ち着いたままいきそうな予感。
ストーリー的には夏と海ちゃんが徐々に打ち解けてきて、水季が亡くなったことで取り乱していた人たちも少しずつ落ち着きだしたので、これ以上暗くなることはないだろう。
ただ、話が半分にきて落ち着いてしまうと中だるみして視聴者が離れる可能性がある、
第6話視聴率は6.1%。前回よりも1.1%ダウン。
ちなみにパリオリンピックとは時間帯的にかぶっていないので、オリンピックによる影響はさほどないと考えられる。
おそらく話が落ち着いてきたことが原因ではないだろうか?
第7話視聴率は6.8%と、0.7%アップ。
7話は水季が亡くなるまでの回想シーンがメインで、大竹しのぶと池松壮亮の演技が圧巻だった。
やはり視聴率はこのまま7%前後をキープしてラストまでいきそうな予感。
ただし、8話は夏の実の父親が出てくるようなので、話がまた暗く悩ましいシーンが多くなりそう。もしかしたらリアルタイムで観たくない層が増えて、若干視聴率も下がる可能性がある。
第8話は7.4%と、前回より0.6%上昇。第5話以来の7%台に復活。
予想に反して夏と実の父・基春との再会が暗く悩ましいものではなく、どちらかというとスッキリさっぱりする展開だった。
夏が、父親としてどうしようもない基春にブチ切れ、呆れ、でもそんなどうしようもない人だからこそ夏は、普段言えない毒も吐けて…という内容に視聴者側も、嫌な気持ちには一瞬なるものの、暗くどんよりする気持ちにはならず観ていられた印象。
次回は弥生が、「海ちゃんの母親にやっぱりなれないかもしれない…」と悩む内容みたいだが、重くなりすぎないことに期待したい。
主演・目黒蓮の活動休止により、8月26日放送予定だった第9話が延期され、その代わりに特別編「恋のおしまい」を放送。特別編の視聴率は6.7%だった。
現時点でTverの登録数が191万を超えと、他の夏ドラマを圧倒。
最終話に向けてリアルタイム視聴者が増えそうなので、2話ぶりに8%を超えるか期待。
第9話視聴率は7.6%。
特別編を挟み、2週ぶりに本編が放送されたものの、予想通り8話より視聴率は上昇。
さらに見逃し配信Tverのお気に入り登録者数は先週よりも3万人ほど増えて現在194万人。
まだまだ伸びしろがあることを考えると、いよいよ最終回に向けて8%を超えるのでは?
第10話の視聴率は8.1%でした。
予想通り8%台に再び数字を戻してきました!
「きっと弥生とくっついて、海ちゃんと3人で親子として暮らしていくんだろう」という大方の予想を裏切った9話。
この先どうなるのか?と、先の展開が読めなくなった視聴者も多かったことだろう。
次回は一旦視聴率が再び7%台に戻ると予想。しかし最終回でバーンと上がって8%台後半、もしくは9%台までもってくる予感。
★第11話の視聴率は7.8%でした。
予想通り7%に一旦戻ってしまいました。ただ、このまま予想通りいけば、最終回はバーンと跳ねて、今までの最高視聴率8.1%は越してくるのではないかと思われる。
Tverのお気に入り登録数は199万と、まもなく200万に到達する勢い。
最終回では、はたして夏や海ちゃんがどういう道を歩く決断をするのか?
リアルタイム視聴者が増えそうだ。
★最終話の視聴率は9.5%。
予想通り最終回はバーンと視聴率が跳ね上がりました!
まさか2%近く上昇するとは…!
つらい展開が多かったものの、最終回はハッピーエンドだったので気持ち良く観終わることもでき、目黒蓮にとっては代表作になったのではないだろうか?
「海のはじまり」制作スタッフドラマ 視聴率比較
「海のはじまり」の制作スタッフによるドラマはこれまでに2022年10月期「silent」と2023年10月期「いちばんすきな花」があります。
そこで、それぞれの視聴率を比較してみました。
★「いちばんすきな花」は初回の5.9%が最高視聴率。
その後4%台まで落ち込みましたが途中から5%台をキープ。
★「silent」は近年のドラマでは珍しく最終回の9.3%が最高視聴率。
初回の6.4%から徐々に視聴率を上げ、結果的に2.9%上昇して終了しています。
★今までの作品の傾向的に視聴率の大幅な上下動はそんなにないことがわかります。
そのため「海のはじまり」もこのまま6%~7%を維持したまま終了する可能性が高いです。
★「海のはじまり」が、最終回に向けて視聴率が徐々に上がってきています。
内容的にも、この先どうなるのか予想できない感じです。
初回視聴率8%台まで戻せるか、はたまた「silent」の最終回以来の9%台に乗せられるか、期待したいです。
★ラストの視聴率推移が「silent」と似ている。
最終回直前で一旦視聴率が下がり、最終回でパーンと上がる。この流れが同じであれば、「海のはじまり」も9%台を出せる可能性あり!
★「silent」と同じ流れで、最終回でバーンと跳ねました!
しかも「silent」の9.3%を0.2%上回わりました!