内向型は生きづらい?内向型の強みを知れば生きやすくなる!

外向型が優位な世の中で生きていると、内向型はいつも「能力不足」と言われてしまいます。でも本当は内向型には内向型にしかない(強み)があります。今回はその中でも基本的な7つの内向型の強みを紹介していきます!

この記事を読めば内向型の人が伸ばすべき長所が分かります

内向型は生きづらい?内向型には内向型の得意なことがある!

慎重に行動できる

内向型の人はよく「考えすぎ」「決断力がない」と言われることがあります。それはつまり裏を返せば「慎重」ということ。

「慎重」のメリット
・先のリスクを考えることができる
・不安を減らすために事前情報を集めることができる
・大きな失敗をしにくい 

マイクロソフトのビル・ゲイツも、アップルのスティーブ・ジョブズも、世界最大の投資持株会社のバークシャー・ハサウェイも内向型だと言われています。

先のリスクを常に考えて行動する必要がある経営者には必要不可欠な資質なんです。

相手の気持ちに寄り添える

相手の気持ちを考えて行動するなんて、みんな当たり前にできることでしょ?って思っていませんか?でも実はそんなことないんです。

特に外向型の人は相手の気持ちに寄り添うのが難しいと言われています

相手の立場になってものごとを考えられることは様々な状況で役に立ちます。

営業→クライアントが何を求めているのか察知することができる→顧客満足度の高い提案やプレゼンができる!

接客→お客さんの求めることを「お客さん目線」で考えられる。→痒いところに手が届く接客で競合と差別化。リピーターがどんどん増える!

看護介護→患者、利用者さんの「こんな風にされたら嬉しい」が分かる。→患者さん利用者さんから喜ばれる!

僕はこの力をリラクゼーションサロンのリピーター作りに活かしました!

自分の足で色んなサロンに行き、お客さんとしてサービスを受けまくります。リラクゼーションサロンだけではなく、美容院や整体院や整骨院、歯科医など、マンツーマンで接客を受ける場所へ行っては「お客さん目線」を意識。その時感じた「もっと○○だったら嬉しいな」と思うことを取り入れまくりました。

お客様の立場になって考えたサービスを実践した結果、どんどんリピーターが増えました!

相手の気持ちに寄り添えるの能力は、どんな仕事においても役立つこと間違いなし!

本質を見抜く力がある

「本質」とは…そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質、要素のことです。

内向型の人は時間があれば「何のために働くのか?」「何のために生きるのか?」「自分が会社で貢献できることとは?」など、物事の本質に向き合う癖があります。

僕の体験談

僕の指示を聞かない部下がいました。無理やり指示に従わせても雑に仕事をするばかり…。そこで「なぜ言う事聞いてくれないのか?」その本質を考えてみることに。

【部下の本質】自分の意思で決めたことじゃないと納得して動けない。

→問題の本質に気づいてからは、部下に対して指示ではなく疑問形で尋ねるようにしました。例えば「今この仕事があるんだけど、達成するためにはどうやったらいいと思う?」など。

→すると、「じゃあその仕事、僕がやっておくんで、みやさんはこっちやってください!」と自分から動いてくれるようになりました!

本質が見抜けることで相手の扱い方が分かったり、身の振り方を考えられるようになります。働くうえで本質を見抜く力があることはとても強みなんです。

書くことが得意

話しながら言いたいことをまとめるのが苦手な内向型の人は多い。でもその代わり「書くこと」においては得意な人が多いと言われています!

書くことが得意な要因

・相手の立場になって考えられる→読み手(スピーチ原稿などは聞き手)が分かりやすい文章になるように配慮することができる。

・本質を考えることが得意→本質や核心を突く深い内容の文章を書くことができる。

・内省が得意→何度も何度も原稿を読んでは推敲し、良い文章を作ることができる。

即興で書く文章や、急に話を振られて返答することは苦手でも、事前に準備して提出する作文や、原稿を用意して話すスピーチでは褒められたことがある人も多いのでは?

他人の話を聴くことができる

これこそ「誰でもできるだろ!」と言われてしまいそうですが、実はそうでもないんです。

「内向型の人は相手に寄り添うことができる」とお伝えしました。まさにこの得意が活かされる結果、話し手が話しやすいように『私はあなたの話をちゃんと聴いているよ!』という姿勢に自然となれるんです!

話を聴く姿勢
・無駄な言葉は挟まず、共感する。
・適度な相槌。場合によってはうなずきのみ。
・相手の言いたい本質を察知する。

上記のような『話を聴く姿勢』に無意識でなれるため、相手に心を開いてもらいやすかったり、信頼されやすいという強みになります。

「あなたが相手だとリラックスして色々話せる」なんて言われた経験ないですか?自然とやっていることなのに感謝されたり褒められることがあったらそれが強みです!

落ち着いている

「クール」「落ち着いている」と言われたことはありませんか?僕の場合は「覇気がない」「やる気がない」なんてネガティブな言葉で言われたこともあります。

でもこの「冷静」「落ち着いている」というのは内向型の強みです。

例えば僕が「落ち着いている」メリットを感じるのは、
・リラクゼーションサロンに行った時、溌溂と元気で暑苦しい人の施術はなんか嫌で、静かで落ち着いている人にお願いしたと思った時。

・カフェに行ったら従業員がワイワイ明るく元気に喋りかけてきて嫌だったので、お客をほっといてくれるゆったりした喫茶店の方が恋しくなった時。

意外と落ち着いている人が求められる場所や仕事って色々あるんですよね。

分析する力がある

「慎重」であることと重複するところがありますが、内向型の人は先のリスクを想定するのが得意です。

そしてリスクを回避するために必要なのは「情報」や「市場分析」さらには「過去の経験からの分析」です。

「何が求められているのか」「どんなやり方があるか」などを知って、一つ一つのリスクを取り除き、納得してからじゃないと、内向型の人は動き出すモチベーションが湧きません。

自分が納得して行動するために、自然と「集めた情報」や「経験」から分析しているんですね。

内向型は生きづらい?まとめ

内向型の人には、外向型の人にはない「すごい力」があります。普段は短所としてとらえてしまう所は裏を返せば実は長所(強み)になるんです。

ぜひ【基本的な内向型の7つの強み】を見て当てはまるものがあったら、そこをどんどん伸ばしていきましょう!苦手なことは一生懸命頑張っても、そもそも得意な人には勝てません。楽して生きていきましょう!

合わせて読みたい記事

散歩ライターみや

散歩ライターみや

散歩する中で新しい発見をするのが好き。
■散歩ライター■HSS型HSP内向型アドバイザー 

FOLLOW

タグ:
関連記事

2 件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です