相手の心を掴む方法

「好きな人に好かれたい」
「好きな人と仲良くなりたい」

こんなことを思ったことはないですか?
そんな方にぜひおすすめしたい「相手の心を掴む」とっておきの方法をご紹介!

アメリカの著名な心理学者、ドン・クリフトンが提唱する「バケツ理論」というものがあります。

バケツ理論とは

・子供から大人まで人は誰でも心の中に「バケツ」を持っている。
・「バケツ」に「水」を注いであげると相手は幸せになる。
・すると相手もこちらの「バケツ」に「水」を注いでくれる。
・互いの「バケツ」に「水」を注ぎ合えば、2人とも幸せになり信頼関係が築かれる。
というもの。

家族・恋人・友人・職場の人間関係どんな場所でもこの理論は同じです。

では、バケツに注ぐ「水」とはいったい何なのでしょうか?

「水」を大きく分けると4つになります。

「認知」→覚えてもらうこと
「関心」→興味を持ってもらうこと
「肯定」→考えを認めてもらこと
「称賛」→褒めてもらうこと

人は誰でもこの4つの「水」を欲しがっています。
なので「水」を注いであげられる人は誰からも好かれるし、相手からも「水」を注いでもらえます。

どうせだったら、じゃぶじゃぶと相手のバケツに効率よく水を注ぎたいところですよね。
そこでこの記事では、4つの「水」を効率よく注ぐ方法を1つずつ解説していきます!

「認知」の水を注ぐ方法

名前を呼んであげる

まず一つ目「認知」の水を効率よく注ぐために、「ネームコーリング効果」を利用します。

ネームコーリングとは、その名の通り「相手の名前を呼ぶ」こと。
人は誰でも自分の名前に特別な思入れがあるものです。なので名前を呼ばれると、自分を知ってくれていると感じ、名前を呼んでくれた相手を好ましく思うのです。

「○○さん、おはようございます」
「○○さんの好きな音楽って何?」
「○○さん、昨日何してた?」
こんな具合に、会話の中に相手の名前を定期的に入れ込むだけで、あなたに対する関心はぐっと高くなっていくのです。

バケツと水に例えるなら、私が相手のバケツに「認知」の水を注いであげると、相手が私のバケツに「関心」の水を注いでくれるわけです。

「関心」の水を注いであげる

相手の話を聞いてあげる

2つ目の「関心」の水を効率よく注ぐ方法は、「相手の話を聞いてあげる」。

人は自分の話に興味を持ってくれる人を好きになります。
なんでも、人間は自分のことを話している時、お金をもらった時や美味しい物を食べている時と同じくらい、脳が快感を覚えるのだそうです!

「自分は話下手だからコミュニケーションが苦手…」と思っているみなさん!ご安心ください。
コミュニケーションで大事なのは、自分から面白いことを話すことばかりではないんです。相手の話にじっくり耳を傾けることの方が、実は相手の心を掴めちゃうんです!

しかし、ただ聞いてるだけだと相手も話づらいもの。
そこで、相手が思わずおしゃべりしちゃう、とっておきのテクニック「フォローアップクエスチョン」をご紹介!

「フォローアップクエスチョン」とは、相手が発した言葉を拾った質問を投げかけていくことです。
例えば次のような会話の仕方です。

昨日は友人とバーベキューをしたんですよ。

そうなんですね。どちらまで行かれたんですか?

「そうなんですね」と相槌を打ち、さらに相手が発した「バーベキュー」というキーワードについて質問を投げかけていますよね。これが「フォローアップクエスチョン」です!

この時の質問は、「バーベキュー」に関することならどんなものでもいいのです。 

「どんな方と行ったんですか?」
「よくバーベキューに行かれるんですか?」
など。

ここで大事なのは、「相手が興味ある事をどんどん話してもらう」ということ。

相槌を打って質問をする。それを会話の中に挟んでいくことで、相手は喜んで自分の興味ある事を話してくれ、それによって自然と会話が盛り上がります。
きっと相手はあなたに対して、同じ趣味を共有している仲間のような錯覚を覚えるはず。

バケツに「関心」の水を注がれた相手は嬉しくなって、あなたのバケツにも「関心」の水を注いでくれることでしょう。

「肯定」の水を注いであげる

共感してあげる

3つ目の「肯定」の水を効率よく注ぐ方法は、「共感してあげる」ことです。

想像してみてください。
もしも自分が話している内容をいちいち否定されたら、あなたはどんな気分になるでしょうか?

人は自分の話を肯定してもらえた時、「この人は分かってくれる!」「この人に話して良かった!」と嬉しい気持ちになるものです。

「そうだよね」
「そういう気持ちになるよね」
「困るよね」
「つらいよね」

こんな風に「~よね」とつけてあげると、相手の気持ちに寄り添い、共感しているニュアンスになります。

共感の言葉で禁句のワードがあります。それは「その気持ちわかる!」です。

えっ?ダメなの?
ダメではないですが、使い方に注意が必要です。

星友啓さんの著書『スタンフォード式生き抜く力』の中で、こんな一節があります。

(原文引用抜粋)
あなたが本当に相手の気持ちを分かっているかどうかは、実のところあなたにも相手にもわかりません。もしかすると、相手は「こんなに悲しいことは他人には絶対にわからない」とふさぎ込んでいるかもしれないのです。十分に注意しましょう。
『スタンフォード式生き抜く力』(星友啓)

つまり、「その気持ちわかる!」という言葉は、相手の気持ちに焦点を当てて寄り添っているように見せかけて、実は自分の側が強くなってしまっているのです。あくまでも「私」は一旦置いておいて、「相手の気持ちに焦点を当てること」を心がけることが大切です。

「称賛」の水を注いであげる

褒めてあげる

4つ目の「称賛」の水を効率よく注ぐ方法は、もうそのまま、「相手を褒める」ことです。

「褒められる」「理解してもらえる」というのは、「話を聞いてもらえる」ことと同様、いいえ、それ以上の快感を脳は覚えるそうです。

中野信子さんは著書『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』の中で、こんなことを述べています。

(原文抜粋引用)
人間は「理解されたい」と思うもの。また、自分を深く理解してくれる人に対して、感謝の気持ちを抱き、その感謝の心を示したいと思うものです。
 科学的にいうと、人間は「給料が上がる」「宝くじが当たる」などの「金銭的報酬」と同様に、「あの人はすごい!」と誰かに褒められるといった「社会的報酬」を求める生き物です。脳には報酬系と呼ばれる部位があり、ある刺激によって報酬系の活動が高まると、大きな快感を覚えるということがわかっています。

『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(中野信子)

相手に「称賛」の水を注げば、相手も同じように「称賛」の水を注いでくれることでしょう。

では、相手を効果的に褒める方法とはなんでしょうか?

なんといっても、相手をしっかり観察してあげることが基本です。
表面的な部分、例えば「学歴」だとか「肩書」だとか「勤めている会社」といったところを安易に褒めるのはあまりお勧めしません。
場合によっては上っ面のことばかり言って、卑しい人間だな」と思われない。

相手の話を聞いて、じっくり観察してみてください。そしてあなたが見つけた、その相手の素晴らしいところを、「心を込めて」褒めてあげてみてください。
そうすると、その相手はきっと「ああ、この人は自分のことをちゃんと理解してくれている!」と、ぐっとあなたに惹きつけられます。

まとめ

「相手の心を掴みたい!」
「相手を私の虜にしたい!」

そう思った時に効果的なのは、相手の「心のバケツ」に4つの水「認知」「関心」「肯定」「称賛」を注いであげる事です。

人間だれしも欲しくてたまらない、この4つの水をじゃぶじゃぶと、好きな相手に注ぎまくりましょう!
そうすれば相手が、今度はあなたの「心のバケツ」に水を注いでくれ、良い信頼関係が育まれて生きますよ♪

4つの水と心のバケツを分かりやすく説明している絵本です

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