「人から話しかけられないな」
「人から頼られることが少ないな」
そんな風に感じた経験はないですか?
ところで、よく「話しかけられやすい人」になるメリットって何かあるのでしょうか?と尋ねられるのですが、実はメリットがたくさんあります!
「話しかけやすい人」になると、
・周囲が自分の好きな人で溢れていきます。
人から話しかけられる要素を取り入れていくことで、自然と会話の中に入っていけたり、人との関係性をより深めていくことができるので、同性異性関わらずモテます。互いに尊敬しあえる素敵な人間関係を築くことができます。
・新たな出会いが増えます。
自分から話しかけなくても、向こうから話しかけてくれるので当然ですよね。これによって新たな情報をGETする機会に恵まれますし、たくさんのチャンスも手に入れやすくなります。
・仕事の評価を受けやすくなります。
人から話しかけられやすく、頼られる存在ということは、必然的に顧客からの信頼や、上司からの評価が高くなるので、シンプルに収入が増えます。
・自己有用感が高まります。
自己有用感は、「誰かの役に立っている」「貢献している」など、自分が有用であると思える感情のことです。人から話かけられると、「 誰かに必要とされた!」「人に喜んでもらえた!」などの感情が自然と湧いてきます。
このようにメリットたっぷりの「話しかけたくなる人」ですが、どうしたらそんな人になれるのか?
「どうせコミュニケーション能力が高くないと無理でしょ」
「話し上手な人じゃないとなれないでしょ」
と思うかもしれませんが、実はそんなこと全く関係ありません!
今回お伝えする「話しかけられやすい人の特徴」のうち、1つでも実践すれば、誰でも簡単に「話しかけられる人」、つまり周りから愛される人になれます!
もくじ
話しかけられやすい人の特徴
機嫌が良さそうでいる
逆の立場になって考えて見てください。
職場や学校、はたまたパーティーなどにいる時、「話しかけやすそうだな」と思うのはどんな人でしょうか?
おそらく、ほとんどの人が「にこやかで明るい人」を想像するのではないでしょうか?
ムスッとしていたり、機嫌が悪そうな人に積極的に声をかけたいとは思わないですよね。
そうです。大事なのは「機嫌が良さそうに見せる」こと。
そのために重要なのは「リアクション」です。
人は、相手が話を聞いてくれていると分かると安心でき、楽しくお喋りできるものです。
ところがリアクション(反応)が薄いと「この人、ちゃんと聞いてるのかな?」「私の話に大して興味ないのかな?」と不安になってしまいます。さらに、その光景を横目で見ている周囲の人も、「なんだかあの人不愛想だな」「一緒に喋ってる人、楽しくなさそうだな」と思ってしまいます。
実は誰しも、自分が思っている以上にリアクションを取れていないものなんです。
僕も、普通に機嫌良く話していたつもりなのに、「元気ない?」としょっちゅう聞かれていました。笑
そうならないためにも、「リアクションは普段の3倍の明るさ」を意識するようにしてみてください。
普段の3倍のリアクション(反応)を心がけるくらいが、相手にこちらのリアクションがはっきり伝わります。
ちなみにリアクションが大げさすぎると、それはそれで逆に「聞いてないでしょ」と思われますので、やりすぎは注意です。笑
普段の3倍のリアクションを意識すれば、一緒に喋っている人が「この人と話してると楽しい!また喋りたい!」と思ってくれるのはもちろん、その光景を見ている周囲の人も「なんだかあの人、リアクション良いな~」「ちょっと話かけてみたいな~」と思ってくれて、自然と話しかけてくれるようになりますよ♪
あえて欠点をさらす
「自分は大した能力もないからダメなんだ…」なんて思っていませんか?
ちょっと待って!
あなたの身の回りにいる、周囲から愛される人を思い出してみてください。
完全無欠の「超人!」みたいな人が、周囲から愛されていますか?
きっとそんなことないですよね。むしろ何もかも完璧の人間を目の前にしたら、自分から話しかけることなんて恐れ多くてできないはず。笑
それからこんなパターンもあります。
プライドが高く、相手から馬鹿にされないようにと、いつもマウントをとったり、自慢話ばかりする人っていますよね。こういう人とはわざわざ喋りたくないはず。
そうなんです。
話しかけられやすい人になるためには、ちょっと欠点があるくらいの方がちょうど良いのです。
「類似性の法則」ってご存じですか?
人は自分と同じ性質を持った人を好きになるという法則です。
この法則を使えば、仕事では完全無欠の人なのに、「実は自分、家事が全然できないんですよ」とか、そういう人間らしい一面を見せたとき、「あ~なんだ!この人も自分と同じ人間なんだ」とイッキに親近感や好感を持ってもらえます。いわゆるギャップですね!
また、反対に「そもそも自分は欠点ばかりで…」と思ってる人は、相手から馬鹿にされないようマウントをとるのではなく、あえて「失敗談」や「欠点」をオープンにしてみましょう。
すると、その「欠点」から親しみが生まれ、人間的な魅力に繋がっていきます!
アドバイスをもらう
アドバイス・シーキング(あえてアドバイスを求める)という心理効果があります。
アドバスを求めることは、相手に対して「私は、あなたが知識や経験が豊富な人だと思っています」「信頼や尊敬する気持ちがあります」ということを暗に示す行為です。
人は、自分に敬意を持ってくれている人からアドバイスを求められると、優越感を感じて気分良くなるもの。
さらに自分の得意分野について質問されると、気分よくアドバイスしたくなるものなんです。
なので、何か分からないことがあったら、その分野の知識がありそうな人に積極的に質問をしてみたり、相談事があったら積極的に相談してみてください。
そうすると相手は、自分の興味あることを楽しくお喋りしている感情と、目の前の相手を勝手に脳内でリンクさせて「あー、この人と話していると楽しいなー」と思ってきます。
ただし、質問をしすぎるのは迷惑になるので、そこは加減しましょう。笑
深い話で自己開示する
心理的な距離は、話題の深さに依存しているそうなんです。
例えば、「今日は良い天気ですね」といった上っ面な会話よりも、「実はこの前こんな失敗をしてしまいましてね…」といった、ちょっと込み入った話をする方が、すぐに親密になれるわけです。
このように、自己開示をすることで親密になりやすいと提唱しているのが、社会心理学者ゲイリー・ウッドさん。
彼はさらに「効果的な自己開示のネタ10選」も紹介してくれています!
「効果的な自己開示のネタ10選」
①お金や健康の心配
②自分がイライラしちゃうこと(※特定の個人に対する悪口はNG)
③人生において幸福になれること
④自分が改善したいこと
⑤夢・目標・野望
⑥性生活(※相手を選ぶ必要があります)
⑦弱点・マイナス面
⑧怒ってしまうこと(※特定の個人に対する批判はNG)
⑨趣味・興味
⑩.恥ずかしかった体験・罪悪感を持った体験
この10個のうち、2~3個くらい”鉄板ネタ”を用意しておくと、初対面の人でも、簡単に自己開示できるようになるのでオススメです!
批判的な話をしない
「批判的な話をしない」って当たり前でしょ!と思う方も多いかもしれませんが、実は無意識に批判的な話をしている人って結構多いのです。
かく言う僕もそうでした。
例えば、誰かから何か意見を言われた時、無意識に「いや~そうかな?」と言って、批判から入ってしまっていました。
その時の心情としては、「相手に負けたくない」とか「言われて悔しい」といった自分のプライドを傷つけないために、批判から入ってしまっていました。
無意識に「いや~」「でも」「だけど」などの言葉が出てしまう人は、出ないように注意してみてください。
肯定的に話せるようになると、少しずつ周囲の人が声をかけてくれるようになりますよ!
「話しかけられやすい人の特徴」まとめ
・機嫌が良さそうでいる
・あえて欠点をさらす
・アドバイスをもらう
・深い話で自己開示する
・批判的な話をしない
この5つのうち、1つでも実践してみると、「声をかけられやすい人」「周囲の人から愛される存在」になることができます!
ぜひ実践してみてくださいね♪