ビリオン×スクール 視聴率推移

2024年7月期ドラマ『ビリオン×スクール』。
山田涼介にとって、旧ジャニーズからSTARTO ENTERTAINMENTへと社名を変えた後初の主演ドラマとあって注目されている。

この記事では『ビリオン×スクール』の視聴率推移を1話から分析、解説していきます。

ビリオン×スクール 視聴率推移

ビリオン×スクール 世帯視聴率とサブタイトル

第1話AI教師がやってきた!4.3%
第2話AI教師はイジメ問題を解決できるか?4.0%
第3話AI教師はスクールカーストを壊せるか?2.7%
第4話AI教師は天才不登校児を学校に来させられるか3.6%
第5話AI教師はパパ活女子を更生させられるか?3.2%
第6話AI教師は恋愛成就させれるか2.6%
第7話AI教師は生徒の進路を決められるか3.8%
第8話AI教師は崖っぷちゼロ組を勝利に導けるか?2.7%
第9話AI教師は親子の絆を取り戻せるか3.4%
第10話AI教師はクラスを一つにできるのか3.1%

ビリオン×スクール 世帯視聴率に対する個人的見解

初回視聴率はまさかの4.3%スタート。山田涼介主演にしては少し寂しい数字。
山田涼介、志田未来、神木隆之介の同級生3人が再共演ということで話題になっていたが、果たしてここから数字を上げていくことができるのか?!

第2話の視聴率は4.0%。初回から0.3%のダウン。
ここ最近の瑠東東一郎演出ドラマは、視聴率が低空飛行気味である。
・『うちの弁護士は手がかかる』(平均視聴率6.6%)
・『unknouwn』(平均視聴率6.2%)
・『スタンドUPスタート』(平均視聴率3.3%)
コメディテイストなため、観る人を選んでしまう節があるのかもしれない。

第3話の視聴率は2.7%。3話にして3%を切ってしまい、なかなか危険水準となっている。
ドラマ自体は気楽に観ることができ、視聴者に伝えたいメッセージも簡潔で分かりやすいので、評価は悪くない。やはり学園モノドラマは流行らないということなのだろうか?

第4話の視聴率は3.6%。3話から0.9%盛り返した。
3話で3%を切ってしまい危うかったが、なんとか3%台に戻すことができた。
新規の視聴者がついたというより、先週、他局に取られてしまった視聴者が戻ったと推測。
ここから視聴率が伸びていく…というのは考えづらく、このまま3%台で安定しそう。

第5話の視聴率は3.2%と、4話から0.4%ダウン。
多少前回よりダウンしたものの、ここまで観てきた視聴者が大幅に離脱することはないと思うので、やはり3%台をキープして最終回までいくのではないかと予想。
ちなみに、2023年秋からフジテレビの新たなドラマ枠となった【金曜9時】は、この『ビリオン×スクール』を最後に、ドラマ枠は廃止となることが決定している。
裏番組に金曜ロードショーがあるためか、フジ金曜9時ドラマは苦戦の連続だったので仕方がないとの見方もある。
≪過去の金曜9時ドラマ・平均視聴率≫
・『うちの弁護士は手がかかる』(平均視聴率6.6%)
・『院内警察』(平均視聴率5.2%)
・『イップス』(平均視聴率4.7%)

第6話視聴率は2.6%と、前回から0.6%もダウンしてしまいましたね。
山田主演のドラマでこれまでの最低視聴率は、2019年7月期テレ朝系・金曜23時『セミオトコ』第4話の2.4%です。
またゴールデン帯の最低視聴率は、2022年10月期フジ系・水曜22時『親愛なる僕へ殺意をこめて』第8話の2.5%。各話最低視聴率においては、まだ過去最低には陥っていません。
しかし、全話平均視聴率の方は危ない。
『ビリオン×スクール』は6話までの平均視聴率が3.4%です。
『セミオトコ』の平均視聴率が3.6%、『親愛なる僕へ殺意をこめて』の平均視聴率が3.8%なのをみると、『ビリオン×スクール』が平均視聴率においては山田主演史上【最低記録】を更新中。

第7話視聴率は3.8%と、前回より1.2%とアップ。
後半に入っても視聴者が安定していないのか、視聴率の上下動が激しい。
ちなみに視聴率が2.6%に落ち込んだ前回6話のとき、裏番組でオリンピックなど高視聴率のものと被っていなかったので、純粋な下落だと考えられる。
今回の急上昇も突発的なものと思われるので、ここから4%に回復するというのは考えづらいのでは?

第8話視聴率は2.7%と、前回よりも0.9%ダウン。
今回は裏で日テレの金曜ロードショー「となりのトトロ」が放送されており、そちらの方は世帯視聴率13.4%。視聴者を持っていかれたのかもしれない。
ただし、同じく「となりトトロ」が裏被りしていたTBS・22時ドラマ『笑うマトリョーシカ』は視聴率を落としておらず、むしろ前回よりも上げている。
『笑うマトリョーシカ』の方は、1話から物語が繋がっているため、リアルタイム視聴して考察したいファンがしっかりいるのだろう。
対して『ビリオン×スクール』の方は、基本的に1話完結もの。そのため、「今回は観なくていいや」や「見逃し配信でいいや」となりやすいのかもしれない。

第9話の視聴率は3.4%で、前回よりも0.7%上昇。
今回は裏にジブリ映画『天空の城ラピュタ』が被っていた。そちらの方の視聴率は13.7%。前回の『となりのトトロ』よりも高い数字だったが、『ビリオン×スクール』の方は数字を下げずむしろ上昇させた。
5話以降を見ると、3%台→2%台を繰り返している。
この法則のまま進むと考えると、次回10話は再び2%台に落ちてしまう可能性が高い。

★第10話の視聴率は3.1%。前回よりも0.3%微減。
裏にある金曜ロードショーでは『ベイマックス』を放送。ジブリ作品よりも視聴率が低かったものの、『ビリオン×スクール』の視聴率は上がるどころか下がってしまった。
視聴率の増減に裏番組の強さはそこまで関係ないのかもしれない。
ともかく次週は最終回。最終回で2%台に落ちるのだけは避けたいところ。

ちなみにここまでの平均視聴率は3.3%。
火曜ドラマ『南くんが恋人!?』の3.8%を下回り、7月期ドラマの平均視聴率ワースト1位が確定してしまった。

2024年夏期フジテレビドラマ 視聴率比較

フジテレビの2024年夏期ドラマ下位3つの視聴率を比較してみよう。

マウンテンドクターは7.9%からスタート。ギークスは6.1%からスタート。ビリオンスクールは4.3%スタート。
初回は物語のあらすじしか分からないため、主演キャストの潜在視聴率が重要となる。
マウンテンドクターの主演は杉野遥亮。ギークスの主演は松岡茉優。二人はゴールデン帯での主演回数はまだ少ない。この二人よりも初回視聴率が低いのは、”山田涼介”のブランド価値的になかなか危ない。

実際5話までの視聴率の下げ幅は、マウンテンドクターが一番大きく、ビリオンスクールは少ない。つまり物語自体は評価して視聴され続けている。やはり初回で視聴者を取り損ねたことが大きな痛手となってそうだ。

6話では『マウンテンドクター』『ギークス』がともに前回よりも視聴率上昇したのに対して、『ビリオン×スクール』は下落してしまった。

7話は前回と異なり、『マウンテンドクター』や『ギークス』視聴率を落としたのに対して、『ビリオン×スクール』が急上昇した。このまま『ビリオン×スクール』の視聴率が『ギークス』を上回るのか?!

3つのドラマの、6話→7話→8話における視聴率推移が面白い。
『ビリオン×スクール』は6話で下がり、7話で上がり、8話でまた下がっているのに対して、他2つは反対に6話で上がり、7話で下がり、8話で上がっている。
それをふまえると、9話では『ビリオン×スクール』の視聴率がアップして、他2つのドラマは視聴率がダウンするかも?!

9話は『ビリオン×スクール』は予想通り視聴率上昇。しかし『ギークス』と『マウンテンドクター』は下落しなかった。

最終回を目前に控えた10話であったが、3作品とも視聴率が下落してしまった。
はたして最終回では視聴率をどこまで上げることができるだろうか?

みや

みや

新しい体験をするのが好きです。
エンタメも好きです。特にドラマは好きなので感想レビューをどんどん書いてます。
自身のコミュニケーション下手を克服すべく、日々コミュニケーションや人間関係に関する勉強をしています。
内向型のアドバイザーとしても活動中です。 

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1 件のコメント

  1. めっちゃ山田くんがイケメンで教師役も似合っていてとてもすばらしいドラマだと個人的に思います。
    これからも山田くんを応援しつずけたいと思います。

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