青春18きっぷを利用した「東京」~「名古屋」の弾丸ひとり旅中編。ついに目的地の「名古屋」に到着。念願の「名古屋めし」をついに食す!さらに、まさかの人たちと遭遇!?
この記事を簡単にまとめると、
- シュッとした若者が多い「浜松駅」
- まさかのしょっぱいだけ??予想の斜め上をいく「山本屋」の味噌煮込みうどん
- 台湾のソウルフード・ルーロハンの味が染みた「味仙」の手羽先は火を噴くカラさ?!
- 東京の「下北沢」と「新大久保」を混ぜ合わせた名古屋の若者向けストリート「大須通り」
- 絶品「ひつまぶし 花岡」さんのひつまぶし
- 安いビジネスホテルよりもネットカフェ「快活CULB」の方が断然優秀!
もくじ
「青春18きっぷ」で沼津→浜松
【9時57分】
さて、朝食を食べ終えたので、「沼津」から「浜松」へ向かいます。所要時間は2時間6分。各駅停車しかないので仕方がないとはいえ、けっこう時間がかかるなぁ。
電車はガラガラ。余裕で座われるのが嬉しい。
もう便意を促すこともなくなったし、お腹も満たせいかまぶたが重い…。いかんいかん!せっかく静岡の街並みを車窓から見られるのだ。楽しまなくては!
それにしても沼津駅を出発してから見えるのは工場ばかりだなぁ…。
…ハッ!!
なんだか人がたくさん降りていく。どこだここは?え、「静岡駅」?ってことは、もう13個も駅をすっ飛ばして眠ってたの?
なんてこった…。まあ悔やんでも仕方ないか。ここから存分に楽しもう。
あれ?なんだか車掌アナウンス…違和感。
「次は安倍川ぁでぇす。安倍川ぁでぇす。」って聞こえるんだけど。特に「でぇす」が印象的。「ぇ」がちょっと上がるカンジ。静岡訛りってあったっけ?
ん~しかし、そのあとに続く言葉が全く聞き取れない。英語?いや、英語っぽくもないな。くそ~!聞き取れないのがなんだか悔しい。
はたして静岡の訛りなのか。ただこの車掌さんの滑舌が悪いだけなのか分からない。ともかく聞き取れないと、なんだか気が済まない。
3駅目にしてようやく分かった!「ドアから手を離してお待ちください」と言ってる!!
はぁ~、やっと聞き取れた~。なんだか妙な達成感すらあるぞ。変に集中してしまったせいか頭も完全に覚醒してきた。
「金谷駅」~「菊川駅」あたりを走行中、茶畑っぽいものが現れた。”茶畑っぽい”なので本当に茶畑だったか確証はない。けど、こういうのは事実なんて正直どうでもいい。自分が茶畑だったと思えば、それでいい。
【12時3分】浜松駅到着。
「浜松駅」は意外と若者が多いなぁ。それにみんなおしゃれで、なんだかシュッとしている。美人・イケメンが多い気がするぞ。あ、そういえば浜松駅に近づくにつれて大学生らしき若者がどんどん乗車してきたような。もしかして大学とかが近くにあるのかな?
「浜松駅」に用はないけど、なんとなく一旦駅から出てみようか。
改札には「青春18きっぷ」仲間がちらほら。改札を出ても、やっぱりなんだか若者が多い気がする。スーツケースをコロコロ引いてる子もいるけど、小さいカバンだけ持っている子も多い。地元の子なのかな?
そういえば、スーツを着た若者たちが集まってはどこかへ向かって行く。今日は入学式とか入社式なのか?まあ、4月の初めだし、そういう時期なのか。新生活ガンバレ~!
駅を出ると「うなぎ」やら「餃子」やら美味しそうなお店がいくつかあるな~。これは…食べたい!!いや、ダメだダメだ!このあと「名古屋めし」をたらふく食べる予定なんだぞ自分!我慢我慢。生つばを飲み込んでもう少し周囲を散策するか。
あ、なんだか大きなホールがある。あそこにスーツの人たちが吸い込まれているっぽいぞ。なるほど、やっぱりどこぞの会社の入社式なのかな。
しかし、駅のまわりはホテルばかりでとくに見るものもないなぁ。駅に戻るか。お、地下街に行く階段を発見。こういうのは降りてみるしかないだろう。
お~。なかなかカオスな場所だ。段ボールのお家で寝ているおじいさん。昼間から酒を片手にベンチでのびてるおじさん。その間をにぎやかに通り過ぎる若者。その中をうろうろする僕。
地下街に商店はない。ただの広場っぽいな。うーん、とくに見るものもなさそうだし駅に戻って「豊橋」を目指すとするか。
「青春18きっぷ」で浜松→名古屋
【12時46分】豊橋駅ゆきの電車に乗り込む。
お!今度の車掌アナウンスは標準語だ。なるほど、車掌によってイントネーションが違うのね。
「豊橋駅」へ向かう途中「浜名湖」が見えてきた。「浜名湖」行きたいなぁ~なんてチラっと思っていたからラッキー!車窓からの景色だけで十分堪能。
「浜名湖」を過ぎると雑木林やハゲ山が次々流れてくる。ときどき集落?も顔を出す。家のすぐ裏に山ってすごいな。こういう自然に囲まれた場所で暮らしたらどんな生活なのだろう?そんな夢想をしてみたり…。
…それにしてもお腹が減ってきた。なんだか沼津でモーニングを食べたのも、今はもう遠い昔の記憶。はやく「名古屋めし」が食べたい。
「豊橋駅」に到着。「豊橋駅」では途中下車しない。すぐさま「名古屋」へ向かうのだ。もどかしい気持ちで電車に揺られること50分。やっとこさ「名古屋駅」に到着!時刻は14時13分。
朝6時ころに東京を出発してからおよそ8時間。途中「沼津」と「浜松」で軽く途中下車したとはいえ、だいぶ長旅だった。
待望の「名古屋めし」
さーて、いよいよ名古屋を楽しむぞー!
まず目指すのは「山本屋」。そここそがまさにこの旅のメインテーマ!なんせ松井珠理奈が「おいし~!やっぱりこの味ー!」と、うまそうに「山本屋」の味噌煮込みうどんを食べていたのだ。
名古屋人のソウルフードと言うからには、そこらへんにたくさんお店があるんだろう。どれ、ひとまず駅を出て人の流れに乗って繁華街を目指そう。
僕は基本、旅の中でGoogleマップを使いたくない。直感のままに進みたいのだ。
とりあえず人の流れに乗って行けば…。よしよしこっちが繁華街なんだな。信号を渡って…あらら?なんだかみんな散り散りになっていく。完全に流れがなくなってしまった。どうしよう。どこに向かって行こう。とりあえず…まっすぐ行くか。
あれ~?人がどんどんいなくなってきた。ここ…どこ?
いかん。このままだと繁華街にすらたどり着けないかもしれない。さすがにカンを頼りに歩き続けるのは厳しいか…。仕方ない。ここはGoogleマップを使おう。地図を見ないというこだわりは、あっさり空腹に負けた。
マップで調べたらまさかの駅にあることが判明!おいおい、無駄足かよ!
駅に戻って探索すると「うまいもん通り」というものを発見。そこには「山本屋」をはじめ、「味仙」や「矢場とん」もある。名古屋めしが密集している最高のストリートではないか。
へたに色んな所へ行かなくても、駅で「名古屋めし」を制覇できるのではないか?それにしても、これはいいものを見つけた。
期待を裏切る味「山本屋」の味噌煮込みうどん
さっそく「山本屋」へ。
時刻は15時を過ぎていたが、お店にはそこそこお客さんが入ってる。カウンター席には女性1人が3組。彼女たちの間に通された。左右の女性客たちは黙々と「味噌煮込みうどん」を食べている。
なるほど。注文はタッチパネルなのか。
えっ!シンプルな味噌煮込みうどんが税込み1430円??なかなか高いな。しかし僕はこれを食べに来たわけだし…。頼む以外の選択肢はない!きっと値段が高いのは食材にこだわっていたりするからなのだろう。きっとそうに違いない。ケチな心は控えよう。
注文してすぐに漬物がきた。
腹も減ったことだし、お先にちょっと食べちゃおうかな。いただきます。うんうん、なかなか薄味で好き。うどんの口直し用に、ちゃんと半分残しておこう。
しばらくしてお待ちかねの「味噌煮込みうどん」が到着。
具材はネギくらいなのかな?すごくシンプル。さっそくいただきます。
うわっ!なんだ…これは。
おそろしく”しょっぱい”。しょっぱすぎて、もはや”しょっぱい”以外の味が分からないくらい”しょっぱい”。そして麺がすごい歯ごたえ。
なんなんだこれは…。想像の斜め上をいってる。
…いやいや、まだ一口目だ。きっと二口目にはしょっぱさの中に”うまみ”を感じるはず。もう一口食べよう。うーん、やっぱり”しょっぱい”!それに”コク”や”うまみ”というものがない。
「味噌煮込み」という名前なので、てっきり様々な食材を味噌でコツコツ煮込んだ汁を想像していた。そこに入ってる「うどん」は汁を吸わせる柔らかいもんだと勝手に想像していた。
しかし今食べているコレは、僕の想像していた味噌煮込みうどんではない。
沸騰したお湯に大量の味噌をぶち込んだ、言わば簡易的な味噌汁。その中に「すいとん」のごとき歯ごたえの、汁を全く吸っていないうどん。
「味噌煮込みうどん」ではなく、「味噌汁うどん」に改名した方がしっくりくる気がするのだが…。
いや、ここまで書いておいて何だけど、まずいわけではないですよ。(なので名古屋の人は怒らないでください【土下座】)ただ、肩透かしを食らったなと…。そんだけの話です。
まずくはない。まずくはないのですが、僕の感覚でひとこと言わせてほしい。この食材・調理内容で”税込み1430円”は高すぎるのではないでしょうか!?
腑に落ちないまま完食。
財布を取り出す手がわなわなと震える。ケチの禁断症状です。「名古屋めし」に対して一抹の不安を覚えつつ、「山本屋」を後にした。
火を噴く辛さ「味仙」の手羽先
虚無感に襲われながら、トボトボと「うまいもん通り」を徘徊。名古屋駅は人が多いなぁ。ゆっくり歩くのを許してくれない勢いで、人々が通り過ぎていく。
ここはパーッと酒でも飲むか!酒にはアテが必要だ。アテ…あ!手羽先!
ということでやってきました「味仙」。愛知県にしかない台湾料理のチェーン店。ここの手羽先をアテにビールをかっくらうことが目的。
すんごい数のスタッフ。全員中国人か台湾人のようだ。ホールのみんな「ダルイなぁ」って顔に出てるよー。案内されたテーブルには米粒が置き去りにされていたけど、細かいことは気にしません。
さっそく「生ビール」と「手羽先」を注文。
すると、準備してたのかってくらい一瞬で両方とも来た。
いただきます。
おお!手羽先の味が、台湾のソウルフード・ルーローハンの肉の味と同じ。一気に台湾を感じる。いや~、それにしてもカラい!けっこうカラいぞ。ある意味ビールが進む進む。
調味料がたっぷり付いている手羽先は、手で持って食べるのは危険だ。めちゃくちゃベタベタになる。かといって箸で食べるのも難しい。正解の食べ方が分からないけど、とりあえず手を汚すのが嫌だったので箸で食べ進める。
いや~カラい!カラいけど、ルーローハンの味がベッタベタに絡んでいて美味しい。カラいけど。
「味仙」のスタッフを見ていると、改めて日本人の接客ってとっても丁寧なんだよなぁと思い知る。さっきの「山本屋」だってそうだ。
名古屋をぶらり散策で偶然の遭遇
食べたいものは食べた。あとは夜ご飯で「ひつまぶし」を食べるつもりだけど、、正直それまでやりたいことも寄りたい場所もない。
ふらっと名古屋の街を散策してみようか。
なんとなくプラプラ歩いていると、後ろから「~ヒラノクン」「ナ・オ・ヤ・ク・サ・イ」と言う声が聞こえてきた。
え?もしかして…。
うしろを振り返ると、「熱海駅」~「沼津駅」に乗り合わせた大学生風4人組だった。いや、顔とか服装をはっきり覚えているわけではないので「たぶん」彼ら。でも「ヒラノクン」という語尾と「ナオヤクサイ」というイジリは彼らでしかない。
まさか名古屋に来ていたとは。ってことは彼らも「青春18きっぷ」仲間だったのか。
それにしてもうるさいなぁ。浮かれる気持ちは分かるけどね?歩く速度が同じなのか、一定の距離でついてくるんだよなぁ。あ!少し行ったら十字路がある。よし、そこを左に曲がろう。
そう思って十字路を左に曲がったのに、彼らも同じように左に曲がってきた。
くそー!こっち来んなよー!
もうここは端によけて「浮かれ4人組」を先に行かすしかないな。
仕方なく道を検索するフリをして端によける。浮かれ4人組は軽くチラ見してきたが、こともなげに通過していった。フッフッフ。まさか僕が「熱海駅」~「沼津駅」の電車で乗り合わせた人間だってことを彼らは知らない。
おや?道路標識にこのまままっすぐ進むと「栄」に行けるって書いてる!「栄」と言えばSKE48劇場がある。つまり中心地ってことだ!これは目指すしかない。「浮かれ4人組」よ、左に曲がらせてくれてありがとう。
うーん。「栄」はどこなんだ?歩けど歩けどなかなか「栄」に到達できない。思ったより名古屋駅から栄までは距離があるみたいだな。
何となく右を見たら大きい「球」が見えた。なんだ?あのフジテレビの球を連想させる「球」は。これは言って確認するしかない。そろそろ足が疲れてきたけど、頑張ろう。
到着してみると、そこは名古屋市科学館だった。プラネタリウムも楽しめる場所らしいけど、残念ながら閉まってる。科学館の奥には広い公園があった。その中には美術館もある。公園には噴水もあって素敵。グラウンドではキャッチボールしてる若者もいる。のんびりしていていいなぁ。ここは名古屋市民の憩いの場なのかもしれない。
ベンチもあるしここでひと休みしよう。
どこに座ろうかなぁ。やっぱり噴水の近くにしようかな。ん?正面から見覚えのある4人組が向かってくる。…うそだろ。例の「浮かれ4人組」じゃないか!
今度ばかりは彼らも明らかにハッとした。
「さっきもいた奴だ」って思ったよね?うーん、なんとなく気まずい。
それにしても、1日に3回も遭遇するなんて。
気を取り直して、近くの自販機で飲み物でも買おう。いちごミルクを片手に、噴水近くのベンチでカフェタイム。へたなカフェに入るよりこっちの方が安上がりだし心地よい。
噴水にはしゃぐ子供や、キャッチボールしている若者なんかを眺める。ここが名古屋であることとか忘れてしまいそうだ。
大須通り商店街
休憩しているだけだともったいないので、散策再開。どこに向かおうか?とりあえず公園の横を通る大きい道路を渡ってみることにするか。
すでに足は棒になってる。しかしせっかく名古屋まで来たのだ。ここで歩みを止めてはもったいない。好奇心に突き動かされ、当てもないままズンズン突き進む。
お!なんだか提灯がぶら下がった道が見えてきた。商店街かな?
「大須通り」って書いてある。
お洒落な若者が続々と左の通りから出てくる。どれどれ。この通りにはいったい何があるんだい?
若者が出てきた通りには、古着屋が立ち並んでいた。なるほど、ここはお洒落な若者が集まる商店街なのか。なんだか東京の「下北沢」のようだなぁ。
なんとなく右に曲がってみると、アーケード商店街に遭遇。おー!けっこうにぎわってる!
チーズハットクや10円パン、トゥンカロンなんかの韓国系グルメ店がたくさん並んでいる。まるで東京の「新大久保」みたいだ。この通りにも古着屋が軒を連ねている。
なんだか「大須通り」は「下北沢」と「新大久保」を混ぜ合わせたようなストリートだなぁ。
正直、東京から来て、わざわざ新大久保や下北沢にも売ってそうな物を買う気にはならない。見ている分には華やかで楽しいけどね。きっと「大須通り」は、観光客向けというよりも地元の若者が楽しむ通りなのかもしれないなぁ。
名古屋めしの王者「ひつまぶし」
大須通りをひと通り散策していたら17時半くらいになっていた。そろそろ夕飯にちょうどいいか。あんまり遅くなると混んでくるだろうし。
「ひつまぶし」に関してはGoogleレビューを活用してしまおう。なんせ大枚をはたくのだ。テキトーな店に入って残念な思いをしたくない。
Googleレビューで高評価の「ひつまぶし 花岡」さんに行ってみよう。
大須通りからは少し歩くらしい。正直、商店街を歩き回ったおかげで足は棒になっている。でも美味しい「ひつまぶし」のためだ。頑張って歩こう。
痩せたい人は「ケチ」と「欲張り」を磨けばいいんじゃないか?その二つを兼ね備えておけば、足が棒になろうとも頑張って歩くからダイエットになる気がする。僕はこの旅できっと痩せる。
必死に目的地を目指して歩いている時、またしても向こうから見覚えのある4人組が向かってくるではないか。もういい。もういいよ。十分遭遇したよ「浮かれ4人組」さん。
今度はお互いにウンザリした顔で見合わせた(気がする)。そりゃあね、1日に何度も何度も遭遇するとそうなるよね。きっと思考回路が同じなのだね、僕たち。
彼らとすれ違ったあと、迷いつつもなんとか「ひつまぶし 花岡」さんに到着。お店がまさか2階にあると思わなかった。
入り口前には、すでに親子連れが1組待っていた。よかった1組ならすぐに入れそう。
と思ったもののなかなか入れない。続々と入店待ちが増えていく。そのほとんどがアジア系の外国人。へ~、外国人も「ひつまぶし」というか「うなぎ」を食べるのか。
待つことおよそ45分。やっとこさ入店。
お店はカウンター席の奥にテーブル席が5つ。ひとりなのだが、4人掛けテーブルに案内されてしまった。
「ひつまぶし」の食べ方が書いてあって初心者に優しい。
僕は「花(4/3尾)」を注文。
かば焼きに時間かかるのかなと思っていたが、意外とすぐに出てきた。
これは美味しそうだ。さっそくいただきます。
う~ん!うなぎは身がフワフワ。味付けが濃すぎないのでさっぱり食べれる。これはもう間違いない美味しさ。ゆっくり味わって食べる。
さあ、手順に従ってねぎを入れてみよう。お~。ネギを入れると途端に味が変わる。うなぎとねぎの相性抜群!
さて、そこにワサビを加えてお茶づけにしちゃいましょう。う~ん!ワサビが効いていい。うなぎの味が薄めだから、お茶になじんむ。これはするする食べれちゃう。
さらにさらに梅干しを入れる。うん!甘酸っぱい梅干しが最高に合う!あ~幸せだ~。
もう一回うなぎと米だけでいっちゃう。う~ん!このシンプルなうな重サイコー!やっぱり「ひつまぶし」は王者だな。
そんな王者を「もう食べたくない!」とわめき始める男の子。見たところ5歳くらいかな?両親から分けてもらって小皿で食べてたみたいだけど、口に合わなかったらしい。「うなぎ嫌い!もーだべだぐないー!!」と泣きわめいている。そんな子供に対して「あとちょっとなんだから食べなさい」と叱る両親。さらに泣きわめく男の子。
うなぎが口に合わないのなら合わないでいいんじゃないかな?と思う。べつにうなぎを食べなくても死にはしないし、むしろ高価なうなぎを好きじゃない方が格段に経済的だし。
僕はうなぎは好きだけど、キャビアやフカヒレはたいして好きじゃない。高価な食材だからって、みんながみんな好きにならなきゃいけないわけじゃないし、無理して食べる必要もないと思う。
なーんて、人様の家庭に口をはさむべきではないよね。でもね、あまりにも騒がしいの。静かに「ひつまぶし」を楽しませてほしいなぁ。
安いビジネスホテルより、快活CLUBの方が優秀!
子供のことは置いておいて、「ひつまぶし」には大満足して店をあとにする。これでいよいよ本当にやることがなくなってしまった。とりあえず夜の名古屋を見て回ろうか。
うーん、たいして東京と変わらないなぁ。これだったらもう疲れた足を無理して動かすのも億劫だな。とはいえ、弾丸貧乏旅のため宿はとっていない。今夜宿泊するのはネットカフェ「快活CLUB」の予定だ。
実は「快活CLUB」を利用するのは人生初。というか、そもそもネットカフェ自体も大学生の頃行ったきり。そのあと1度も利用したことがない。今のネットカフェはどんな様子なのかよく分かっていない。はたして、ちゃんと寝られるのだろうか?
しかし、ふたを開けてみればこれが超快適だった!
快活CULBは無人受付で、スタッフと顔を合わせる必要がない。鍵付き個室は防音もちゃんとしている。そのため隣の音が聞こえてくることもない。
安いビジネスホテルだと、隣の人のせき込む音とか鼻をかむ音が筒抜けなんだよなぁ。そう考えると、快活CULBの防音性は凄い!
それに(店舗によるけど)シャワーも無料で浴びられるし、ドリンクも飲み放題。アイスクリームだってある。もちろん漫画も読み放題。最高すぎだろう!
さて寝ようと思って、シートに横になってみる。僕は身長が182㎝あるのだが、そんな僕でも足を伸ばして眠れる!もう文句なしです!
これでナイトパック(8時間)を利用すれば2500円くらいってコスパ良すぎだろ!へたに5000円くらいの安いビジネスホテルに泊まるくらいなら、「快活CLUB」のほうが断然快適。
(後編へつづく)
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