
戦後の復興を支えたエネルギー資源である石炭の採掘していた端島(軍艦島)と、平成の歌舞伎町という二つの時代が交差するヒューマンドラマ『海に眠るダイヤモンド』。
主演は神木隆之介。
視聴率を追っていきます!
もくじ
海に眠るダイヤモンド 視聴率推移
『海に眠るダイヤモンド』の世帯視聴率
第1話 | 地底の闇を切り開く | 11.0% |
第2話 | スクエアダンス | 9.3% |
第3話 | 孤島の花 | 7.0% |
第4話 | 沈黙 | 7.5% |
第5話 | 一島一家 | 7.4% |
第6話 | 希望の種 | 6.7% |
第7話 | 消えない火 | 8.8% |
第8話 | ダイヤモンド | 8.4% |
最終話 | あの夜/記憶は眠る | 8.3% |
平均視聴率:8.3%
★初回視聴率は11.0%でした。
主演に神木隆之介、レギュラーキャストに杉咲花、土屋太鳳、斎藤工、沢村一樹、宮本信子と、主演級の俳優たちが勢ぞろい。TBSの気合の入れようが伝わってきますが、そのわりには初回視聴率が伸びなかった印象。
Tverのお気に入り登録は64万程度と、同クールの他ドラマと比べるとやや少なめ。
ただ、内容の面白さを評価する声も多く、反応は上々。
考察要素も取り入れているので、「ネタバレしたくない」と、リルタイム視聴をする人も多くなりそうな予感。
※2話の放送が選挙特番のため翌週に延期。
2週間も空いてしまうため、視聴者がしっかりついてきてくれるか微妙なところです。
★第2話の視聴率は9.3%と、初回から1.7%ダウン。
2週間空いてしまったため致し方無い結果ですね。
Tverのお気に入り登録数は75.4万と、初回から2週間経っていることを考慮すると伸びが悪いです。
ただ、ドラマの内容はなかなか高評価なので、次週は視聴率も10%台に復活し、Tverのお気に入り登録も80万を超えるのでは?と予想します。
★第3話の視聴率は7.0%と、前回より2.3%の大幅ダウン。
日曜劇場で7%はなかなかの危険水準。
Tverのお気に入り登録数も80万にとどまっています。
物語のスケールが大きく、内容も丁寧に描かれていて評価は上々。固定ファンは獲得できている思うのですが、視聴率や見逃し配信の登録数には反映されていないのが現状です。
今後急激に視聴率が上昇することは考えにくいので、このまま7%~8%を推移しそうな予感です。
★第4話の視聴率は7.5%と、前回よりも0.5%上昇。
なんとか7%を下回ることを回避。
Tverのお気に入り登録数は86万まで増えました。
★第5話の視聴率は7.4%と、前回よりも0.1%微減。
前回よりもほんの少しだが下がってしまった。
豪華キャストに加え、大きなスケールで描く本作。さらに日曜劇場という看板を持ってしてのこの記録はなかなか厳しいものがある。
3話続けて7%台をたたき出してしまっているということは、たまたま7%に落ちてしまったのではなく、もはや7%の視聴者しかいないことを物語っている。
ゆえにここから10%台に回復することはおろか、8%台に乗せていくことも難しいと思われる。
7%を切らないことが最終回までの課題となってしまいそうだ。
また、Tverのお気に入り登録数は89.6万。
★第6話の視聴率は6.7%と、前回よりも0.7%ダウン。
ついに6%台に突入してしまった。
ちなみに、日曜劇場枠で視聴率が6%台に落ち込んだのは、2023年1月期『Get Ready!』最終回の6.4%以来。(ただし、その日の同時間帯に、WBC「日本×オーストラリア」が放送されており、その視聴率が43.2%だったため、純粋な視聴率ではない。)
裏に特別高視聴率番組がない状態での6%台を調べてみたところ、2015年9月期『ナポレオンの村』最終回の6.9%以来だった。
つまり、日曜劇場枠で純粋に6%台を出してしまったのは、実に9年ぶりのこと。
さらに、平均視聴率8.2%という数字は、日曜劇場枠ワースト5位。
Tverのお気に入り登録数は92.4万と、前週から3万弱しか増えていない。
★第7話の視聴率は8.8%と、前回よりも2.1%アップ。
6話までで恋愛エピソードが落ち着き、7話からは端島が閉山へと向かう物語がスタートしました。
2話以降落ち続けていた視聴率が一気に2%も上昇したことをみると、恋愛に興味のない層が戻ってきたのかもしれませんね。
このまま最終回に向けて10%近くまで戻していけるか注目です。
Tverのお気に入り登録は94.9万と、前の週よりも2.5万増。
★第8話の視聴率は8.4%と、前回よりも0.4%ダウン。
最終回向けて伸びてくると思いきや、微減してしまいました。
Tverのお気に入り登録数は96.3万と、前の週よりも1.4万増。
次週は最終回。なんと2時間スペシャルです。(恐らく、選挙特番で1週放送を休止してしまったため、9話と10話をまとめて放送することになったのだろうと推測します)
日曜劇場の威信にかけ、最終回はぜひ10%を超えていただきたいものですね。
★最終話の視聴率は8.3%と、前回よりも0.1%ダウン。
最終話は9話と10話を2本続けて放送。
これまでの伏線が2時間の中でどんどん回収されていき、見ごたえは十分。
主演の神木隆之介を始め、キャスト陣の圧巻の演技にも感動させられた。
それだけに、8.3%という数字は何とも味気ない。
Tverのお気に入り登録数も96.8万と、100万の大台を超えることなく終了してしまった。
日曜劇場 視聴率比較
TBSの『日曜劇場』枠ドラマ直近2つの視聴率と、『海に眠るダイヤモンド』の視聴率を比較して推移を検証していきます。

★『アンチヒーロー』『ブラックペアン2』『海に眠るダイヤモンド』ともに初回は11%台。
ここ最近の日曜劇場枠は、だいたいこの位置でスタートすることが多いイメージ。
初回を観た人たちの反応を考慮すると、『アンチヒーロー』の時のように、2話で視聴率が上がる可能性が高い。
★初回から2話放送まで2週間も空いてしまったため、単純に比較できない。
前2作の視聴率は2話でやや上昇した後グングンと下がってしまっている。
4話目までは視聴率が下がりやすいことがうかがえるので、『海に眠るダイヤモンド』の視聴率がもしも3話でまた下がってしまったら危険。日曜劇場の看板に傷がつきかねない。
ぜひとも3話では視聴率を上げてほしい。
★日曜劇場の過去2作品と視聴率比較しても、3話で7%まで落ち込むのはなかなか厳しいです。
さらに、3話→4話は、過去2作品のどちらも視聴率を下げているため、同じ推移を辿るとすれば、『海に眠るダイヤモンド』は6%台に突入する危険性があります。
日曜劇場枠の威信にかけてせめて7%以下にならなければいいのですが…。
★過去2作品とは異なる推移を見せた『海に眠るダイヤモンド』。
6%台への突入はなんとか避けることができました。
★日曜劇場過去2作品と視聴率の推移を比較することは難しくなってきました。
通常であれば6話~は、視聴率10%~11%をキープするタイミングに突入するはず。
しかし『海に眠るダイヤモンド』にとって、視聴率10%台に再び乗せることは至難の業。
★最終回で一気に上がる、ということもなく終了してしまった。
スタッフ、演者が力をかけて制作していることが伝わる作品なだけに残念。
1 件のコメント
よくよく考えると、現在と過去の対比で秘密を無理やり生み出しているが、それを抜けば、それぞれの時代で、話自体は巨大な敵がいる訳でもひた隠しにした謎がある訳でもないし、人命を救う訳でもない。ドラマチックでないのを演出と壮大なロケーションで何とかしようとしている様にしか見えない。
今の御時世、視聴率はどうでもいいが、Tverのお気に入りも伸びてないのは深刻かも?