最近読んだ本で同じようなことを書かれていました。
書かれていたのは、「幸福度をあげたいならSNSを見る時間を減らした方がいいよ!」ということ。
僕は暇なとき、ついついSNSをずーっと見てしまうので、「マジか!」と驚きました。「SNS見る時間を減らせば幸せになれるなら!」と、今絶賛SNSを見ないように頑張ってます!
2冊の本から該当部分を引用して紹介します。
もくじ
SNSの時間を減らすだけで孤独感や不安感が減少する
(原文引用)
米国ペンシルベニア大学のメリッサ・ハントは、面白い実験をしています。
143名の大学生に、フェイスブック、インスタグラム、スナップチャット(日本ではそれほど有名ではありませんが、アメリカでは、10代の若者が選ぶSNSで1位だそうです)を、それぞれ1日10分、合計30分までにしてもらいました。
スマホ依存症の人にとっては、1日30分までというのは少々きつかったかもしれません。それでもなんとか3週間頑張ってもらったところで、心理テストを実施しました。
すると、SNSの時間を減らした人たちは、孤独感が減少し、不安も減少しました。他の人と自分とを比べることもなくなったので、落ち込んだりすることもなくなり、心身的に清々しい気持ちを感じる人も増えました。
(世界最先端の研究が教える新事実 人間関係BEST100(内藤誼人)引用)
SNSを長時間見ている人は、見ていない人より幸福度が低い
(原文引用)
知人のSNSの投稿を見て、気持ちがざわざわすることはありませんか?
インスタグラムやフェイスブックなど、友人と知人の投稿を比較できるようなSNSを長時間見ている人は、見ていない人より幸福度が低いという研究結果があります。他人との比較をやめないと、真に幸せになることはできません。
(中省略)
幸福学の研究者である前野隆司氏は、著書『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社)の中で、長続きする幸せには4つの因子が必要であると述べています。
その中に「あなたらしく因子」というものがあるのですが、これは、他人と比べるのをやめ、自分らしさを大切に自分軸で生きていくというものです。
他人と自分を比較する人は、人間関係が勝ち負けで決まると考えがちです。昇進、出世、収入アップ、結婚など相手にいいことがあると、自分が損した気持ちになってしまいます。
しかし相手が幸せになったからといって、あなたが不幸になるわけでもなければ、相手が不幸になったからといって、自分が幸せになれるわけでもありません。
(いつもよりラクに生きられる50の習慣(藤本梨恵子)引用)
SNSを見る時間を減らしてみた感想
普段SNSをどれくらい使ってるのか確認。するとなんと、僕、1日3時間は使っていました(笑)
3時間から頑張って1時間にしてみる。
うー…X見たい…!インスタ見たい…! けどガマン!!
1週間ほど我慢してみて、幸福度が上がったかは分からない。
けど確実に言えるのは、無駄に人と比べる時間が減った!
おかげで、「あー○○さん旅行行ったんだーいいなー…。僕は行けてない」と気分が落ち込んだり、「恋人と○○に行っていました!とかさ、いちいちあげんなよ!自慢?」ってイライラしなくなった。
まあ、投稿を見る機会が減ったんだから、当たり前なんだけども。
でね、一番の収穫は「何かやってみる気持ち」が持てるようになったこと!
SNS見てない時間ができると、暇なんですよ。
暇だから、「自分が今したいことってなんだろー」って考えてみたり、図書館行って本をたくさん読んでいます。
脳科学者である中野信子さんは、著書『生贄探し 暴走する脳』の中で、「人間の脳は、何かと比較しないと幸福感を感じられないという残念な脳の性質を持っている」というようなことを書いてます。
つまり、人間である以上、日常生活の中でも、身の回りの人間と比べていないと気が済まないってわけ。
それなのにSNSなんかずーっと見て、日常で会わない友人・知人もたくさん目に入れちゃったら、一日中、他人と比べまくって気分は浮き沈みしまくる。そんなことずっとやってると、自分のことをやる暇がなくなっていくわけですよ。
まとめ
「生きているのが辛い」
「人と比べて自分はなんて不幸なんだろう」
「自分はなんでこんなに孤独なんだろう」
そんなことを考えて、いつもネガティブな気持ちに囚われている人は、もしかしたらSNSを長時間見ていることが原因かも。
1日のSNS使用時間を確認してみることをおすすめします!
もしも、1日の中で3時間も4時間もSNSを見ていたら、ちょっと時間を減らしてみてください。
そしたら案外あっさり「自分って別に不幸でもなでもないじゃーん」って思えるかもしれないですよー。