恋愛シュミレーションゲームであり究極の推し活!『ディアマイベイビー』第3話 ネタバレ解説&感想レビュー

”バブちゃん”こと新人俳優・森山拓人(野村康太)を溺愛するベテランマネージャー・吉川恵子(松下由樹)。

第2話では拓人を食事に誘った衣装スタッフの女性を追放。そして第3話では、事務所の人気俳優・山部克己(長妻怜央)に、恵子の魔の手が忍び寄る…。

この記事では、松下由樹さんの怪演にトリハダの『マイディアベイビー』第3話のネタバレあらすじ解説と感想レビューをまとめてみました!

第2話のあらすじと感想レビューはこちら↓

『マイディアベイビー』第3話ネタバレあらすじ

拓人のマネージャーを降りる恵子

芸能事務所マネージャー・吉川恵子(松下由樹)は、自分がスカウトした愛する俳優・森山拓人(野村康太)に”約束事”をまとめた紙を手渡す。

約束事の中には『連絡はすぐ返信すること』『異性と会ったらすぐ報告すること』といった内容が紙一面にびっしり書き込まれていた。

ところが。”約束事”の紙を渡された翌日、ジムでトレーニングをしていた拓人は、恵子のからの連絡になかなか気づかなかった。さらに拓人はそのジムで、先日ドラマの撮影で共演した人気女優・南雲美羽(中村ゆりか)と偶然遭遇。

美羽と話しているとき、拓人のスマホが鳴っていることに気づく。見ると恵子からの連絡が大量に入っていた。

恐る恐る恵子の家を訪ねる拓人。『連絡はすぐ返信すること』『異性と会ったらすぐ報告すること』が守られなかったことに憤慨した恵子は、拓人の担当マネージャーを降りてしまった

すべては恵子の作戦だった

拓人の担当を降りた恵子は、そのときちょうど恵子に「マネージャーについてほしい」と言ってきた人気俳優・山部克己(長妻怜央)のマネージャーに就くことに。

拓人の担当マネージャーには、山部の担当マネージャーをしていた春日井が就くことになった。

恵子が克己の担当についてすぐのこと。克己は仕事帰り、バッタリ以前共演したことのある女優と街中で遭遇。流れで2人で飲みに行くことに。そして、酔った勢いのままホテルで行為に及ぶ2人。しかしこの女、実は恵子が依頼した美人局だった。

行為が終わって眠ってしまった克己。女は左手の薬指に指輪をつけ、裸で眠る克己の体と一緒に撮影。その画像をSNSにアップ。瞬く間に『山部克己不倫』の話題が広まっていってしまうのだった。

一方拓人は、これまで過剰ともいえるほど愛情を注いでくれていた恵子が、いきなり手のひらを返したことにショックを受けていた。恵子に見捨てられたくないと思った拓人は、恵子の家まで謝りに行くことに。

拓人が自分のもとへ戻ってきたことに内心喜ぶ恵子。

そこへ美人局の女から作業終了の連絡が届く。克己の俳優生命を潰した恵子は、拓人の望み通り、再び拓人の担当マネージャーに戻ることにしたのだった。

『マイディアベイビー』第3話の感想レビュー

恋愛シュミレーションゲームであり、究極の推し活なのかもしれない

このドラマを見ていると、恋愛シュミレーションゲームを想像してしまう。この場合は育成型だな。

『街で偶然出くわした理想のイケメン。たまたま芸能事務所のマネージャーという肩書きをもつあなたは、彼をスカウトしてマネージメント開始?!理想のイケメン相手に手取り足取り指導して…??愛する彼を、国民誰もが知るイケメン俳優にのし上げていく!』

こんなキャッチコピーはどうだろう。

それから恵子の愛は”推し活”にも似ている気がする。

恵子からしてみると、拓人は手の届かないイケメンだという気持ちもあるだろう。普通にアタックしてもなびかないことはわかっている。だからワインに睡眠薬を混入させて、眠っているすきにキスをしようとしていたわけだ。(普通に怖い。犯罪!)

オタクにとって、推しには純潔でいてほしいものだ。女の影なんて見たくない。恋人なんて言語道断。女と仲良くしていると知っただけでもイライラする。

恵子もまた、無垢な拓人を汚したくないんだろう。だから”約束事”の内容のほとんどが『異性とは関わらない』というような内容だったのだろう。

壁一面に貼られた拓人の写真やポスター。それらをうっとり眺める恵子の顔は、まさにオタクのそれだった。

それにしても、野村康太の捨てられた子犬感はなんなんだろう。心もとなさそうにキョロキョロ動く瞳が、拓人の愛らしい部分を存分に醸し出してくれている。なんて心をくすぐるんだ!そんなべらぼうにかわいいぞ!

そんな拓人から、「恵子さんって呼んでもいいですか?」なんて言われたら、それはそれは頭が沸騰するほど嬉しかろう。もはや頭の上で湯を沸かせちゃうよ!

拓人の愛らしさを目の当たりにしたら、拓人に近づく女を即座に抹消したくなる恵子の気持ちもわかるなぁと。

推しの成功のために、克己の俳優人生を潰したのはさすがにかわいそうだったけど。だけど推し活は盲目になる。(と思う。)推しが幸せになるためだったら、金でもなんでも捧げるのがオタクというもの!

まさに『ディアマイベイビー』は、究極の推し活ドラマでもあるのだ。

みや

みや

新しい体験をするのが好きです。
エンタメも好きです。特にドラマは好きなので感想レビューをどんどん書いてます。
自身のコミュニケーション下手を克服すべく、日々コミュニケーションや人間関係に関する勉強をしています。
内向型のアドバイザーとしても活動中です。 

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