脚本 | 國吉咲貴、諸橋隼人、ニシオカ・ト・ニール |
演出 | 河合勇人 |
キャスト | 川口春奈、松村北斗、長濱ねる、田中圭、板谷由夏 ほか |
放送局 | 日本テレビ |
放送開始日 | 2025年1月18日(土) |
放送時間 | 22時~ |
注目ポイント!
今作の主演を務めるのは、最近主演が相次ぐ川口春奈さん。
また、相手役には松村北斗さんが抜擢!
さらに、川口さんの元カレ役には田中圭さんが起用されるなど、今旬の人気俳優が勢ぞろい!
「リーガルラブストーリー」というテーマのもと、一体どんなドラマになっていくのでしょうか?
この記事では、ドラマ『アンサンブル』の各話あらすじの紹介と、ネタバレを含む感想レビューをしていきます!
もくじ
『アンサンブル』 あらすじ&ネタバレ感想レビュー(1話)
1話あらすじ
コスパタイパを重視する人気の女性弁護士・小山瀬奈(川口春奈)。
ある日瀬奈のもとに「婚約破棄」のトラブルに関する弁護依頼が舞い込む。
クライアント・光永有彩(森迫永依)の話によると、
先日、有彩の両親と、有彩の交際相手・二瓶隆也(中尾明慶)との顔合わせをしていたのだが、その最中、隆也が突然逃げ出してしまったらしい。
有彩は隆也に対して「慰謝料を請求したい」と瀬奈に言うのだが、有彩も何か秘密を抱えているようで…?
有彩の話を聞いた瀬奈は、過去の出来事を思い出していた。
それは8年前の学生時代のこと。
瀬奈は学校の先輩である宇井修也(田中圭)と5年間交際していた。
ところが、いつからか修也の態度が徐々に変化していく。
そしてある日、ついに修也と連絡が取れなくなってしまった。
急いで彼の部屋に向かった瀬奈だったが、すでにそこはもぬけの殻だった…。
有彩と自身の経験を重ねる瀬奈は、さっそく顔合わせが行われた結婚式場へと向かうことに。
そこで隆也側の弁護を務める、新人弁護士・真戸原優(松村北斗)と出会う。
引用元:Tver
1話 感想レビュー
まず率直な感想としては、「想像していたよりも数倍面白い!」ということ。
★松村北斗はピュア男子がよく似合う
川口春奈さん演じる瀬奈は、<見た目の華やかさがフューチャーされる弁護士で、仕事はできるがプライベートは無頓着なアラサー女子。過去のトラウマから恋愛にも興味を持てずにいて…>というもので、ここ最近川口さんが演じてこられた役どころとだいぶ近いキャラ設定。
正直に言葉を選ばすに言えば、既視感しかなかったです。
序盤は「やっぱりなんか観たことあるな~」という気持ちで観ていたのですが、松村北斗さんが出てきてから空気が変わった気がします。
松村さん演じる優は、<弁護士という仕事に理想を持っている、28歳の新人弁護士。性格は明るくフワフワしているが、信念を持っている>というキャラクター。
うん、よく見る構図。しかし、今回いつもと違うなと感じたポイントは、「ぎゃーぎゃー言い合い」にならないということ。
たとえばこれまで川口さんが主演してきた作品だと、『着飾る恋には理由があって』(TBS系)では横浜流星さんと激しく言い合うシーンがあり、『9ボーダー』(TBS系)では姉妹間で激しい言い合いがありました。
どちらの作品も、「仕事ができる女性」というのが川口さんの役どころで、今作と重なります。
しかし、今回の川口さんはだいぶ冷静。もちろん、作中でお互いの意見が食い違うシーンはあります。
だけどそれは、「納得できない!」「なんでわかんないの!コイツ!」のような幼稚な言い争いではないんですよ。なんというか、自分の意見を伝え合って、きちんと相手の意見も聞いているというか。
たぶん、お互い意見を言い合ってもケンカみたいにならないのは、松村さん演じる優が「かわいい性格」だからだと思うんですよね。
だってもし、業界に入って間もない新人が、先輩の自分に意見してきたらイラっとするもの。(笑)
だけどきっと優のような無邪気でかわいい感じの人に言われると、そんなにイラっとはしないんだろうなと思うんですよ。マウントを取ろうとか、そういう邪心を感じないからなのかな?
純粋な意見として聞きたくなっちゃうと思うんです。
★瀬奈の耳を塞ぐ優にキュン!真戸原優の沼へようこそ
8年前、瀬奈の前から急にいなくなった元カレ・修也。瀬奈が修也の部屋に行くと、そこはすでにすっからかん。部屋の外で鳴り響く踏切の音だけがやけにうるさくて…。その日以来、瀬奈にとって踏切の音は”絶望の音”に変わってしまった…。
失恋のショックで踏切の音が聞けなくなるなんてことある?という感情は一旦置いておこう。これはドラマだ。しかしラストシーンで、なぜ(無理くり)踏切の音をトラウマにしたのか、その理由がわかる。
裁判の打ち上げで優と飲んでいた瀬奈。その帰り道、ならんで歩く瀬奈と優。ふいに鳴り響く踏切の音。咄嗟にイヤホンをつけようとした瀬奈だったが、あやまってイヤホンを落としてしまう。転がったイヤホンに瀬奈が「あ…」と思った刹那、優が瀬奈の耳をふさぐ ーー。
おいおいおい!!やばいやばいやばい!!
なんだこのシーンは!え、耳を塞ぐってなにごと?!!
このとんでもなキュンシーンを演出するための、踏切の音トラウマだったのか…。
なんてこった。松村さんファンのみならず、男性含め視聴者全員がもれなく松村さんにときめいたぞ。
『アンサンブル』 あらすじ&ネタバレ感想レビュー(2話)
2話あらすじ
元恋人・宇井(田中圭)との再会に心揺れる瀬奈(川口春奈)は、同じ弁護士事務所に入所してきた真戸原(松村北斗)と共に、「10年前の浮気」訴訟に挑む。
失恋の過去に苦しむ瀬奈を真戸原は救えるのか!?
引用元:Tver
2話 感想レビュー
★真戸原沼にズブズブハマっていく…
2話でも、とにかく笑顔でぴょんぴょんしている優(松村北斗)。ちょっと強引だし我が強いところもあるけど憎めない。そして、時折みせる真剣な顔と図星を突く発言にハッとさせらる。沼だこれは。
瀬奈は修也(田中圭)とレストランで食事をとっていた。そこで実は、修也には妻子がいることを知ってしまった瀬奈。思わず雨の中レストランを飛び出した瀬奈は、途方もなくさ迷い歩いていた。すると、そこになぜか現れる優。「心配になって…」と言って瀬奈の手をゆっくり握る優…。
わっ!手握るんだ?!これはもう完全に優の沼に瀬奈は落ちてしまうよ。
その後なぜか、服が雨に濡れた状態にも関わらず、スケートリンクに瀬奈を引っ張り出す優。その強引さはちょっとよくわからん。体動かせば嫌なこと忘れるよ的なことなのかな?
もし二人が付き合ったら、「ねぇ!今から遊園地いこうよ!」「え~今から~?」「行こう!」「も~わかったよ~」と言ってるふたりの未来が想像できるわ。
★田中圭の憎めなさは罪
そして気になるのは元カレ・修也(田中圭)の存在。
久しぶりに再会した元カノ・瀬奈を食事に誘ったりして、修也はいったいどういうつもりなんだい?ただの冷やかしだったら許さんぞ!
でももしかしたら、修也は無理やり今の妻と一緒にさせられて、連れ子を自分の子どもとして育てさせられているんじゃ…。本当は瀬奈のことを今も好きなんじゃ…。なんていう気持ちにさせる田中圭の憎めなさ。罪です。
しかも修也ってば、ちゃっかり瀬奈の母親と電話しているし。やはり修也が瀬奈と別れたのは、なにか事情がありそうなのも気になりますね。
『アンサンブル』あらすじ&感想レビュー(3話)
3話 あらすじ
宇井(田中圭)との過去に区切りをつけた瀬奈(川口春奈)と真戸原(松村北斗)は、互いをデートに誘いたいが自信がない。宇井の娘を預かった瀬奈と妹のストーカーに悩む真戸原の初デートは失敗寸前で…。
引用元:Tver
3話 感想レビュー
いつ相談者がやってくるんだろう?いつ裁判は始まるんだろう?そう思っていたら、いっさい弁護士の仕事も裁判もしないで3話が終わってしまった。
あまりの衝撃。思わずSNSで他の視聴者の反応を見にいってしまった。
うん。やっぱり「裁判しないんかい!」というツッコミが多数ありました。
リーガルドラマと謳っているからって、毎話裁判しなくてはいけないわけではないですからね。
そういう切り口で視聴者を裏切ってくるとは…。
予告を見た限りでは次回4話も裁判はやらなそうだ。『アンサンブル』は完全に同僚と元カレの間で揺れ動く恋愛ドラマになる模様。
弁護士設定いらんやろ!