
1月9日(木)よる10時スタート!(初回15分拡大)
香取慎吾さんが11年ぶりにフジ連ドラ主演を務める今作。
香取さんは、人生崖っぷちで、家族嫌いの子ども嫌いな最低男・大森一平を演じます。
選挙に当選するため、シングルファーザーとして生きる義理の弟・小原正助(志尊淳)家族と生活することにした一平。
家族や子どもが嫌いな一平が家族とどう向き合っていくのか?
選挙に立候補した先にどんなドラマが待ち受けているのか?
「選挙」×「ニセモノ家族」という題材を、どう調理していくのか楽しみな作品です。
この記事では、
そんな『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の視聴率を追っていきます!
もくじ
『日本一の最低男』視聴率推移
『日本一の最低男』の世帯視聴率
第1話 | 香取慎吾11年ぶりのフジ連ドラ主演! | 5.6% |
第2話 | 男性カップルの危機救えるか?! | 4.7% |
第3話 | 不登校を利用!姪っ子失踪!家族大ピンチ?! | 4.0% |
第4話 | ひとりで生きる?家族と生きる?人生の選択! | 3.7% |
第5話 | 保育園を救えるか?一斉退職!ストライキ決行! | 4.1% |
第6話 | 人の父親!どちらを選ぶ?家族ってなに? | 3.6% |
第7話 | 父帰る!遺書発見!?選挙利用で人生初の親孝行 | 3.7% |
第8話 | 現場の負担は限界だ!社会を変えるには? | 3.9% |
第9話 | 選挙編突入!揺れる再開発計画!人生の決断は? | 3.8% |
第10話 | 過酷な既得権益との闘い!暴かれる過去の疑惑! | 3.4% |
最終話 | みんなが一番好きな自分でいられる世界 | 3.9% |
平均視聴率:4.0%
★初回視聴率は5.6%でした。
第1話のタイトルが『香取慎吾11年ぶりのフジ連ドラ主演!』なところを見ても、フジテレビが香取さんにかける思いを感じます。
肝いりで始まったドラマですが、ふたを開けてみれば5.6%となかなか厳しい数字でのスタートとなりました。
香取さんの良さは存分に発揮されていますが、内容はまずまずといったところ。
”ホームドラマ”という性質上、視聴率の急上昇を期待するのも難しそうです。
Tverのお気に入り登録は、2025年1月10日時点で23.2万と他ドラマとほぼ横ばいのスタート。
2話で5%を切らないことを祈ります。
★第2話視聴率は4.7%と、初回よりも0.9%減少してしまいました。
Tverのお気に入り登録数は2025年1月17日時点で41.7万と、前の週よりも18.5万増。
同じ週にスタートしたゴールデン帯ドラマのお気に入り登録数は、軒並み50万を超えているので、40万というのはなかなか厳しい数字。
SNSでは、「『日本一の最低男』というタイトルだが、香取さん演じる大森一平は別に最低な男でもないのでは?」
「むしろ周りにいる人間の方が厄介なのでは?」という意見が散見されました。
また、「面白い!」や「つまらない!」といった感想の投稿は少なく、同ドラマに対する世間からの関心の薄さがうかがえます。
ここから視聴者の関心を掴むことはできるのでしょか?
★第3話視聴率は4.0%と、前回よりも0.7%ダウン。
ジリジリと視聴率が低迷。このままいくと3%台突入も時間の問題となりそうです。
Tverのお気に入り登録数は1月24日時点で45.4万と、前の週よりも3.7万ほどしか伸びておらず厳しい状態。
3話は「不登校」がテーマでした。
2話の「LGBTQ」もそうですが、多様性をいろんな角度から描こうとしていることがうかがえますね。
★第4話視聴率は3.7%と、前回よりも0.3%ダウン。
予想通り3%台に突入してしまいました。
4話の内容は「地域貢献」に「子ども食堂」。
多様性で攻めると思いきや、今度は社会問題…。何を描きたいのか軸が見えないですね。
視聴者にもそのブレが伝わるのか、Tverのお気に入り登録数の伸びも悪い。2月1日時点で46.7万と、前の週よりも1.3万しか増えていない現状だ。
主人公も崖っぷちだがドラマとしても崖っぷち。はたして巻き返すことはできるでしょうか?
★第5話の視聴率は4.1%と、前回よりも0.4%上昇しました。
3%台に突入してしまい、今後の視聴井が危ぶまれていましたがなんとか4%台に回復。
Tverのお気に入り登録数は2月7日時点で47.2万。前の週よりも0.5万増と、完全に勢いはストップしてしまった。
5話では中山美穂さんの代役に抜擢された中山忍さんが登場。中山忍さんは英語教育やプログラミングを園に導入しようとする新園長を演じられました。
新園長の登場により、かねてから保育園の労働環境に不満を持っていた保育士たちが一斉に辞めると言い出す。そんなピンチを救うため、一平はボランティアとして保育園に潜入。保育園の立て直すよう奮闘するというお話でした。
★第6話の視聴率は3.6%と、前回よりも0.5%ダウン。
再び3%台にダウンしてしまった。
Tverのお気に入り登録数も2月14日時点で47.4万と、前の週からわずか2千しか増えていない状態だ。
6話では、一平(香取慎吾)が選挙に出馬するため、同居を利用していたということが正助(志尊淳)にバレてしまう。
ギクシャクした家庭状況の一方、一平が発起人となって始まった『こども食堂』の特集がニュース番組で放送される。その放送を観ていたひまりの実の父親が現れて…という展開でした。
全体の半分が終了し、後半は議員選挙に向けた具体的な活動を一平がしていくのでしょうか?
視聴率も見逃し配信も、ここからギアを入れ替え盛り上げていくことができるか期待ですね。
★第7話の視聴率は3.7%と、前回よりも0.1%アップ。
Tverのお気に入り登録数は2月22日時点で47.5万。視聴率、見逃し配信ともに前の週からほぼ変化なし。
ただしSNSでは「#日本一の最低男」がトレンド入り。観ている人には好評のようだ。
話題性が少ないため数字にはつながらないがその分アンチは少ない印象。
★第8話の視聴率は3.9%と、前回よりも0.2%アップ。
Tverのお気に入り登録数は3月1日時点で47.6万と、前の週よりも千増加。
8話は待機児童問題を取り上げる回だった。
2002年放送のドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)以来23年ぶりに、香取慎吾さんが星野真里さんと須賀健太さんと共演したことで話題に。
作中で星野真里さんと須賀健太さんは、それぞれ子供の預け先に困る親を演じ、香取慎吾さん演じる一平に助けを求めるという役どころだった。
★第9話の視聴率は3.8%と、前回よりも0.1%ダウン。
Tverのお気に入り登録数は3月7日時点で47.4万と、前の週よりも2千減少。最終回前にして登録数は減少に転じてしまった。
★第10話の視聴率は3.4%と、前回よりも0.4%ダウン。
Tverのお気に入り登録数は3月16日時点で47.2万。前の週よりも2千減少。
★最終話の視聴率は3.9%でフィニッシュ。全話平均視聴率は4.0%となった。
一平は街のことを考え、あえて世間から嫌われ役を買うことで、街の人々を選挙に駆り出した。
選挙には負けてしまったものの、その代わりに本物の家族を手に入れた…という最高のタイトル回収。
SNSは絶賛の嵐だった。
4話目あたりまでの当たり障りのない内容で視聴者が飽きてしまわなければ、もう少し世間的に話題になり、視聴率もここまで落ちることはなかったかもしれない。
『日本一の最低男』 木曜劇場過去作の視聴率推移と比較
直近の木曜劇場作品『わたしの宝物』と『ギークス』の視聴率推移と、『日本一の最低男』の視聴率を比較。
それをもとに、今後の視聴率推移を予測していきます。

初回視聴率は、前作『わたしの宝物』と、全然作『ギークス』のちょうど間の数字でスタート。
ちなみにさらに前作、2024年4月期の『Re:リベンジ-欲望の果てに-』の初回視聴率は6.1%。
さらに、1月期の『大奥(2024)』の初回視聴率は6.7%でした。
こう見ると、木曜劇場の初回視聴率が徐々に下がっていることがわかります。
1話→2話視聴率の推移を見てみると、
『大奥(2024)』6.7%→4.7%
『Re:リベンジ-欲望の果てに-』6.1%→4.8%
『ギークス』6.1%→5.5%
『わたしの宝物』5.1%→5.1%
前作『わたしの宝物』以外は、軒並み2話で視聴率を落としています。
『日本一の最低男』も、”ホームドラマ”であることや、”内容の面白さ”、”話題性”を考慮すると、2話の視聴率は初回よりも落ちると予想します。
★予想通り2話の視聴率は初回から下落しましたね。
2話では「家族」の話が一旦脇に置かれ、なぜかLGBTQの話題がメインテーマに。
ゲイ役をゲイの当事者である中井大さんが演じられましたが、中井大さんは恐らく演技初挑戦。
中井さんの存在を知っていた僕ですら「さずがに棒読みが酷くて観ていられない」と思ったのに、中井さんの存在を知らない人が観たらどう思うでしょうか?
★1話→2話の視聴率推移は『ギークス』と近いところがあります。
そのため、『日本一の最低男』の3話視聴率はさらに下落すると思われます。
2話を観た印象から、3話では3%台まで下がると予想します。
★予想の3%台ではなかったものの、やはり4%までダウンしてしまいました。
3話までの視聴率の推移が『ギークス』と同じ。
なので、次も『ギークス』のような推移を辿るとすれば、4話の視聴率は若干上がる可能性あり。
4話は、4.3%くらいまで一旦上がると予想します!
★予想外にも視聴率は低下。だいたい3話で視聴率が落ちきったら、4話は若干上がるというのが昨今のドラマでは多いのだが、3話→4話と下がってしまっている。なかなか見ない推移だ。
このままでは5話以降も下がり続けてしまう可能性が高い。
もしかしたら、5話の視聴率は3%台前半まで落ちるかもしれない。
★予想に反して4話から視聴率は一旦回復。4%台に戻してきた。
「議員を目指すために偽善を働く」というストーリーは続いているものの、メインテーマが各話で変わる。そうしたドラマの構成が『ギークス』に似ているといえる。
『ギークス』の視聴率推移は上がったり下がったり不安定だったことから、『日本一の最低男』もまた不安定な推移を辿ることになると予想できる。
なので、6話の視聴率は再び3%台に落ちると予想します。
★予想通り再び3%台に落ちてしまった6話。
4%前後を行ったり来たりしてる様子を見ると、7話の視聴率はまた一旦4%台に戻る可能性が高い。
★やはり7話視聴率は前回よりも上昇した。ただし伸び率は思いのほか少なく、4%台には届かなかった。
過去作品を見ても、ここから最終回に向けて一気に視聴率が上がる可能性は限りなく低い。
8話も3.5%前後の視聴率と予想。
★8話の視聴率はやはり4%を超えることはできなかった。
ただ、『わたしの宝物』に近い推移を辿っているので、次回9話では微増して4%を超えるので?と予想。