「また会いたい」と思われる人とは、どんな人だと思いますか?
温かい人?
器の大きい人?
安心感を与えてくれる人?
信頼できる人?
自然と人が寄り集まってくる人?
色んな意見が出てきそうですね。
いずれにせよ、人生を豊かに生きていそうな人を思い浮かべるのではないでしょうか?
つまり、「また会いたい」と思われる人になることができれば、生きていくうえで、ものすごいアドバンテージになるということです!
例えば会社員の場合、
上司からの信頼を得られ昇進しやすい。さらに、自然と人がまわりに集まってくるので、一人で仕事を抱え込むこともなく、色んな人が手助けしてくれることでしょう。
例えば個人で事業を営んでいる場合、
顧客がどんどん集まります、クライアントからも、一緒に働く仲間からも信頼され、順調に事業が成長していくことでしょう。
さらに恋愛の場合、
同性異性関わらず人から好かれやすいためモテます。自分が好きになった人を振り向かせることも、きっと容易なのではないでしょうか。
このように、「また会いたい」と思われる人になれれば、あなたの人生はグッと生きやすくなるはずです。
ところで、「また会いたい」と思われる人たちは、普段どんな行動をしているのでしょうか?
それは次の3つ。
①名前を呼ぶ
②記憶のプレゼントをする
③感情表現が豊か
さっそく1つずつ詳しく解説していきます。
もくじ
名前を呼ぶ
「また会いたい」と思われる人がやっていること1つ目は、≪相手の名前を意識的に呼ぶ≫です。
『名前』というのはその人の分身。
例えば、
街中で自分と同じ苗字の人が呼ばれた時、どんなに雑音がうるさくても、様々な音をかき分けてあなたの耳に入ってきて、思わず反応してしまった…なんて経験はありませんか?
苗字じゃなくてもいいのです。
「下の名前」や「あだ名」など、あなたを意味する呼称が聞こえると、つい敏感に聞き取ってしまうことないですか?
それは、そのくらい『名前』があなたにとって大事なものだから。
そんな自分の分身である『名前』を呼ばれると、人は無意識に「あ、この人は私を認識してくれている!」と感じて嬉しい気持ちになるもの。
相手に話かける時「ねぇねぇ」とか「あのさ」とか「おまえ」「あなた」などで呼んでしまっている方は、ぜひ相手の名前を呼んでみてください。
「ねぇ、この前の件なんだけど」 → 「佐藤さん、この前の件なんだけど」
と、こんなふうに。
たったこれだけで、相手に≪承認≫をプレゼントできるんですから安いものです。
記憶のプレゼントをする
「また会いたい」と思われる人がやっていること二つ目は、≪記憶のプレゼント≫です。
ちょっと想像してみてください。
前に一度だけ会ったことのある人と、半年ぶりに再び会いました。
すると相手は、「あ、そういえば以前お会いしたときにおっしゃていた~」と、前回会ったとき、自分がチラっと話したエピソードを覚えてくれていました。
こんな時どんな気持ちになりますか?
きっと「この人覚えててくれたんだ!」と嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。
反対にこんな想像もしてみてください。
もう二度も三度も会っている人がいます。
その人は毎回毎回、「そういえば、あなたってどこに住んでるんだっけ?」と、同じ質問をしてきます。
「目黒だよ~」と、かれこれ3回は伝えているのに一向に覚える気配がありません。
こんな人に対してどんな気持ちになりますか?
きっと「この人覚える気ないんだ。私のことなんて興味ないんだ」と、残念な気持ちになるのではないでしょうか。
「記憶をプレゼント」すると、相手は≪承認≫されたように感じて嬉しい気持ちになるもの。
「また会いたい」と思われる人はそのことを知っているのです。
なので会話の節々で、さりげなく記憶をプレゼントしています。
「そういえばさ、この前買った化粧品どう?使い心地良い?」
「前に、会社の昇進試験受けるって言ってたよね?どうなった?」
こんなふうに記憶をさりげなくプレゼントすることができれば、相手はあなたに好印象を抱くこと間違いなし!
とはいえ、「相手の話しなんていちいち覚えていられないよ…」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、会話の内容の≪どの部分を≫≪どうやって≫覚えればいいのか、ご紹介します。
相手の”ギアが上がる話”を見極める
まず、会話のどの部分を覚えればいいか?
それは、相手の”ギアがグイッと上がる話”です。
”相手のギアが上がる話”とは、感情が乗って言葉に熱が入っていたり、饒舌になったりと、明らかに他の話題よりも相手が熱心に話すエピソードのこと。
他人でイメージできない方は、ぜひ自分自身のことを思い出してみてください。
あたなにも、人と会話している時に思わず言葉に熱が入ってしまう話題があるはずです。
たとえば「お酒の話」「スポーツの話」「下ネタ」「恋愛話」「お金の話」…など。
人は関心のあることを話している時、無意識に言葉に熱が入ります。
熱の入り方は人によってさまざまなので、ぜひ相手の話す姿を観察してみてください。
声に力が入ってる時はないですか?
声のトーンが一段階上がりませんでしたか?
言葉に感情が乗っている時はないですか?
話している相手の目が、輝いて見える時はないですか?
何度も同じ話を持ち出す時はないですか?
相手のギアが上がる話、それが覚えるべきエピソードです。
正直言ってそれ以外の話は無理に覚えなくてもいいくらい。笑
とにかく相手を観察し、どんな話に興味を持って話しているのか見極めてみましょう!
メモする
「よし!このエピソードは感情が乗ってるぞ!」と思っても、そのエピソードを次に合う時まで、ずーっと覚えているというのは…なかなか厳しいですよね。
いや、はっきり言って無理です!
頭で覚えようとするのはやめてください。
相手のギアが上がった話はメモをとりましょう。
メモするものは何でも大丈夫!
ちなみに僕はスマホのメモに書き込んでいます。
ただし、相手の目の前でメモを取るのは失礼な場合もあります。
そんな時は、お手洗いに立った際や、お別れした後にササっと書いてしまうのがオススメ!
メモをしたらそれでおしまい。
もう忘れます!
そして再びその相手と会う前、もしくは会った時に、書いたメモを見返して会話の中でさりげなく話題に出してみましょう。
たとえば、僕はお客様との会話でこんなふうに活用しています。
スマホのメモ≪彼女と同棲をするつもり、一緒に暮らすことに不安を感じてるっぽい≫
僕「そういえばこの前、彼女と同棲するって言ってましたよね?ちょっと不安そうでしたが、それからどうなりました?」
お客様「あ!覚えてたんだ!…実は今、結婚に向けて準備中なんです」
僕「本当ですか!おめでとうございます!」
メモを取るというのは少し手間かもしれません。
しかしそのちょっとした手間で、「あなたにまた会いたい!」と思ってくれる人が自然と増えていくわけですから、やらなきゃ損です!
ぜひ活用してみてください。
感情表現が豊か
質問です。
一緒に会話していて「この人とだと、話していて心地よいな」と思うのはどんな人ですか?
きっと「話を聞いてくれている」という安心感がある人は、話していて心地よいのではないでしょうか?
話し手が「ああ、この人は話を聞いてくれている」と感じられるのは、聞き手がうなずいたり相槌を打ってくれている時。
さらに、「えー!」とか「うそ!」とか「本当に!?」のようなリアクションがあると、もっと話しやすいものです。
ぜひ、このリアクションを意識的にやってみましょう!
頷きや相槌はできる人が多いですが、リアクションは、ほとんどの人が感情とリンクさせて表現できていません。
少しオーバーめにやると、感情とリンクしたリアクション表現ができると言われています。
自分が思う3倍のリアクションを目指しましょう!
しかし、何でもかんでも3倍でリアクションしていると、自分が疲れてしまいます。それに、相手もどんな話題にも大きなリアクションをされていると、逆に話しづらくなってしまうもの。
3倍リアクションをする会話は、選んだほうが良いです。
全部に反応しなくていい
ではどんな話題に対してリアクションをすればいいのでしょうか?
それは、「あなたが関心のある話題」のときだけリアクションすればいいのです。
「関心のある話題」とは、相手の話を聞いている時、自分の耳に勝手に入って来る話のこと。
よく、「相手の話をちゃんと聞きたいのに、どうしても頭に入ってきません…」と悩まれる方がいますが、それは単にその人にとって関心のない話だから、話の内容が頭に入ってこないだけのこと。
人は、興味ない事は頭に入らないようにできています。
もうそれはあらがえない人間の”さが”だと思ってください。
無理して聞こうとしても頭に入ってくることはありませんし、どんどんストレスになっていきます。
無理をして聞こうとしなくていいのです。
なんとなく相手の話を聞いてみてください。なんなら、「一応相槌くらいしておくか」というマインドでOK。
適当に話を流し聞いていても、きっと何かしらの話題は耳に入ってくるはずです。
その耳に入って来た話題に食いつけばいいのです。
そして心に沸いた感情を、リアクションとして表現する。
すると、相手もあなたがどんな話題に関心があるか分かって、もっと楽しくお喋りできるようになります。相乗効果でどんどん会話が弾んでいくことでしょう!
「また会いたい」と思われる人がやっていること まとめ
いかがでしたか?
「また会いたい」と思われる人になれれば、人生がグッと生きやすくなります。
「また会いたい」と思われる人がやっていること、
・名前を呼ぶ
・記憶のプレゼント
・リアクションをする
この3つをぜひ実践してみてください。
少しずつあなたも「また会いたい人」になっていきますよ♪