みなさんは悪口を言ってくる人の心理って考えたことありますか?
ある日のこと。都内の某バーへ飲みに行ったとき、男性客がお店の従業員の方たちに対して、ひたすら暴言を吐いていました。
店員さんが笑って流してくれるのをいいことに、言いたい放題…!
どうして悪口を言わないと気が済まない人がいるのだろう?と一度でも悩んだことがある方、この記事を読めば、その謎が分かります。
もくじ
悪口なぜ言う?その理由は自尊心の低さ
悪口を言ってくる人って、実は自尊心が低いんです。
自尊心とは
自分を尊いと思う気持ちのこと。他からの干渉をうけないで、品位を保とうとする心理状態・態度のこと。
つまり自尊心が低いということは、他人と比べないと自分を尊いと思えない心理状態なんです。
だから、自分よりも立場が下と思っている人に対してマウントをとったり、自分が相手よりも劣っているとコンプレックスを感じたら、そのコンプレックスを隠すために攻撃をしてしまうのです。
また、他人の才能に嫉妬して攻撃することもあります。
相手を攻撃したり、ディスって下げることで「自分は優れている」と相対的に感じていたいのです。
SNSで攻撃的なコメントを書く人の心理は、まさにこれですね。
悪口なぜ言う?3つの攻撃のパターン
攻撃には3つの種類があります。
①自尊心が低く自己愛が高い場合
自己愛が自尊心の低さの上に成り立っている人は、他者からの評価を強く求めます。自分はもっと大事にされるべきなのに、それ相応の評価対応がなされないと攻撃してしまいます。
②想像力に欠ける人の場合
自分の立場でしか物事が考えられず、人が努力している側面などの想像が出来ません。「なんにも苦労をしないで」と、自己中心的に攻撃をしてしまいます。
③ただのストレス発散の場合
ただ単にストレス解消のために他人を攻撃する人もいます。自分よりも弱い・反撃してこないと感じる人間がいたら、どんどん攻撃してしまいます。
「悪口なぜ言う?」まとめ
冒頭で書いた「お店の中で悪態をつきまくっていた男性」は、自尊心の低さから、周囲の人間を手当たり次第にデスってしまっていたのです。彼は様々なお店で出禁にされているようです。
自然と周囲から人がいなくなってしまい、お金を払えば受け入れてくれるお店に行って、ストレスを発散するしかなくなってしまったのでしょう。もちろん彼は、「お金のためだから…」と渋々受け入れてくれているお店でも、従業員からも煙たがられていますし、他のお客さんからも白い目で見られています。
自尊心が低いことで自分の生活に充実感も得られず、常に人と比べては嫉妬に苦しんで他人を攻撃して、周囲には人がいなくなってしまう。
そうならないためにも、もし「悪態をついてしまう…」と自覚がある方は自尊心を高めていきましょう!
そして悪口を言われたことある方は、気にしないで大丈夫です。
相手は自尊心を保つためにやってしまう行動なので、あなた自身に何も悪いところなんてありません。むしろ魅力的過ぎて嫉妬心から攻撃してくるだけです。