「再会 Silent Truth」ドラマ各話あらすじ&ネタバレ感想・考察

原作:横関大

脚本:橋部敦子

演出:深川栄洋、山本大輔

キャスト:竹内涼真、井上真央、瀬戸康史、渡辺大知、江口のりこ ほか

1月13日に竹内涼真主演「再会 silent truth」がスタート!

以下ネタバレを含む各話あらすじと感想&考察です。

「再会 silent truth」1話あらすじ&感想・考察

あらすじ

飛奈淳一(竹内涼真)、岩本万季子(井上真央)、清原圭介(瀬戸康史)、佐久間直人(渡辺大知)は、小学6年生の時、《誰にも言えない秘密》を共有した。

それから23年の時が経ち、刑事になった淳一は小学6年生まで過ごした地元に異動で戻ってくる。

一方、万季子と圭介は一度結婚したのち離婚していた。
万季子は美容院の店長を勤めながら、圭介との間に生まれた息子・正樹(三浦綺羅)を女手一人で育てている。

そんな万季子のもとに、スーパーサクマから電話がかかってくる。
内容は正樹が万引きしたというもの。

急いでスーパーサクマに向かった万季子を待ち受けていたのは、佐久間直人の兄・秀之(小柳友)だった。

秀之は万季子に、口止め料として30万円を要求
万季子は、正樹の進学への足かせになることを恐れ秀之の要求を飲む

万季子はすぐに正樹の父親である圭介に諸々の事情を相談。
秀之の弟でもある直人にも、万引きの件をメッセージで報告。しかし直人からの返信はなかった。

その日の夜、万季子の家に訪れた圭介は、秀之に「30万円を受け取った」という書面に一筆書いてもらって、これ以上の要求をされないようにしようと提案する。

そして秀之から指定された時間にスーパーサクマへと向かった万季子と圭介。
秀之は圭介と一対一で話したいと言って、万季子を交渉の場から退場させる。

車で待機していた万季子のもとに帰ってきた圭介。
圭介いわく交渉は失敗し、秀之からさらなる要求をされてしまったという。

翌日の土曜日。
万季子は正樹の進学のことを考え、秀之からのさらなる要求に応えることを決意

その晩。秀之から指定された時間に、再び圭介とともにスーパーサクマへと向かった万季子。

翌日の日曜日朝。
スーパーサクマに出勤した女性従業員が、店長・秀之の死体を発見

淳一は署長・小杉房則の指揮のもと、県警捜査一課の南良理香子(江口のりこ)とバディを組み、秀之殺害の事件を追っていくことに。

その過程で、淳一は小学6年生の時の仲良しであり≪誰にも言えない秘密≫を共有し合った3人、万季子・圭介・直人と再会を果たす。

その後の調べで、秀之殺害の凶器として使用された拳銃が、23年前に殉職した清原和雄巡査長の拳銃であると判明。

その拳銃は淳一たち4人が小学6年生の時、小学校の桜の木の下に埋めたものだった…。

感想・考察

「Nのために」や「最愛」のような泣けるヒューマンミステリーかなと思ったけど、意外とそうでもないかもしれない。

というのも、泣けるヒューマンミステリーの鉄則は、「大切な人を守るために罪を犯したり嘘を重ねてしまう」だと勝手に思っているのだけど、今作は今のところ大切な人を想って感がまだない

たとえば万季子は、秀之の要求を飲む理由を「正樹のために」と言っていたけれど、本心では「正樹の進学のために頑張ってきた私の努力が台無しになるのはイヤ」という気持ちの方が強いんじゃないか?と思ってしまった。

あと、正樹はおそらく友達に万引きをやらされているんじゃないかと。
スーパーサクマの前で、ゲームをしながら待つ友達のあの憎たらしい表情を見たらそんな想像をしてしまった。

それか、もしかしたら他にもイジメ的なことをされているのかも?
余計な心配をお母さんにさせてはいけないと、真実を隠しているかもしれない。そうだとしたらとってもかわいそう。

そして圭介はなんなんだ!

すでに別れた万季子と会う時にわざわざ結婚指輪をはずしたり、かわいいクマのストラップを外したりして!
まるでまだ万季子に未練があるのかのよう。

もし本当にそうだとすると、妊娠中の再婚相手がかわいそうでならない…。

直人は今のところあまり出番がないですが、たぶん万季子のことが好きなのは確実。万季子もまんざらでもない様子。
直人に関してちょっと気になる点がある。それは出張先から帰国して、車に置き忘れたスマホを確認した日時

万季子からのメッセージの日付が「昨日」なのか「今日」なのかぼかされていてわからない。

ドラマの流れで考えると土曜日の夜。万季子と圭介が再び秀之のもとへ交渉に行く頃。
だけどもしメッセージの日付が「今日」だったとすると、金曜日の夜ということになる

ミスリードを狙った演出の可能性がある。

もしも金曜日の夜に直人が日本に帰ってきていて、万季子からの連絡を確認していたとしたら、タイムカプセルが埋まっている学校に行って拳銃を持ち出すことは十分可能だ。

ところで淳一だけが23年前の出来事をいまだに引きずっているように感じられた。
というのも、淳一が手を洗うシーン。これが何度も作中に出てくる。
執拗に手を洗う行為って、おそらく一種の脅迫観念。23年前の事件がトラウマになって今なお淳一を苦しめている可能性がある。

清原和雄巡査長は現金輸送車強奪犯と撃ち合った末に殉職したことになっていますが、もしかしたら本当は清原が一方的に強奪犯から撃たれ殺害されたのち、淳一が代表して清原の拳銃を使って強奪犯を殺害したのではないでしょうか?

人を殺めたという罪の意識や恐怖は23年の時を経ても心に残り続けているというのはあり得ると思います。

4人は誰のために何らかの罪を犯し、それを隠すため拳銃を桜の木の下に埋めたのか?

物語はまだ始まったばかり。
今回の秀之殺害事件の犯人は誰なのか?そして23年前の事件の真相とは?

「再会 silent truth」2話あらすじ&感想・考察

あらすじ

スーパーサクマの店長・秀之殺害事件の捜査が進む中、南良理香子(江口のりこ)は、万季子(井上真央)が事件前日にスーパーを訪れた目的について嘘をついていると直感する。

南良は、淳一(竹内涼真)を引き連れスーパーサクマを訪れる。
そこで店内の防犯カメラ映像を確認。すると金曜日夕方のお菓子売り場の映像だけがなくなっていることが判明。

さらにその後の調査で、金曜日の夕方、万季子の勤める美容室のもとにスーパーサクマから電話がかかってきていたことも判明する。

淳一(竹内涼真)は万季子(井上真央)と直接話すため、万季子の美容院へと一人向かった。
淳一は万季子に髪を切ってもらいながら、万季子と圭介が離婚したこと経緯を聞く。

帰り際。淳一は万季子に「秀之の通夜の時4人で会おう」と提案する。

万季子は圭介(瀬戸康史)と直人(渡辺大知)に対して、息子の正樹がスーパーサクマで万引きした事実を淳一には隠しているよう三度お願い。

通夜の日。4人は昔話に花を咲かせる。
話の流れから、小学生の頃よく行っていた喫茶店へと向かうことに。

実は23年前の現金輸送車強盗事件で殉職した巡査長・清原和雄(弓削智久)は圭介の父親だった。

父親のいなかった淳一は圭介の父親のことを「父ちゃん」と呼び慕っていた。
万季子や直人にとっても、圭介の父親は剣道の先生として親しい存在だった。

山の中で銃声が聞こえた23年前のあの日、4人は圭介の父親の死を目の当たりにしてしまった。
そこで圭介は、父親の拳銃を持ち帰ってしまったのだった。

その後4人は、持ち帰ってしまった圭介の父親の拳銃を小学校の桜の木の下に埋めた

喫茶店からの帰り道。
淳一は3人に、「あの日拳銃を封印したタイムカプセルを掘り起こし開けよう」と持ちかける。

戸惑う3人に淳一は、秀之を殺害した凶器が、埋めたはずの”あの拳銃”だったことを告白。

一方その頃。南良は淳一が今回の事件に関わっているのかもしれないという疑念を抱き始めていた…。

感想・考察

通夜での会話がとても印象的だった。
子どもの頃を懐かしんで昔話に花を咲かせる感じとか。

同窓会って感じですごくいい雰囲気…からの「タイムカプセルを掘り起こそう」というシリアスな展開!
にぎやかでほっこりしたシーンからの現実。温度感の急激な変化にヒヤリとする。

南良が言っていていた「淳一が地元に戻ってきたから事件が起こった」的なあの言葉。とても意味深…。
まるで淳一が地元に戻ってきたことが、今回の秀之殺害事件のトリガーになったかのような。

それと。今回も淳一が手を洗うシーンがあったわけで。
これがどうしても引っかかる。こんなに執拗に演出に入れてくるんだからものすごく重要な伏線であることはまず間違いない。

とするとこんな想像もできる。
23年前、淳一は怪我した直人を置いて一人で銃声のする方へ様子を見に行った。そこでもしかしたら淳一は犯人を殺害したのかも?

直人のもとに戻ってきた時、淳一の股間が濡れていたんだけど、これってつまり漏らしてしまったということ。撃たれた父ちゃんを発見しただけで漏らすかな?
それに、あんなに手を洗わないといられないくらい深い心の傷を負うのだろうか?

それから淳一は確実に万季子に惹かれ始めている。
万季子に髪を切ってもらった日の夜、帰宅した淳一にキスをしようとする彼女をかわしてたからね。これはもう絶対そう。

彼女は察したはず。私じゃない誰かを想像したって。

圭介も圭介。相変わらず万季子と会う時は、現妻とおそろいのかわいいクマのストラップをご丁寧に取っている。
万季子いわく、圭介も万季子もお互い嫌い合って別れたわけじゃない。ってことはやっぱり万季子に対する愛情というかそういうのが圭介にはまだあるのかもしれない。っていうか好きだよね。たぶん。

そう思うと圭介の現妻がかわいそうだ。

直人は明らかに万季子のこと好きだし。

え、3人とも万季子のこと好きじゃん!万季子恐るべし。

あと南良が、「23年前の現金輸送車の事件で、一般の銀行職員が一人事件に巻き込まれ殺害されている」って言っていたのが気になる。
23年前、強奪犯と圭介の父親以外にも亡くなった人ががいるっていうことは、その人にまつわる何かも関係してくるよね。

たとえば淳一の彼女の父親…とか?だったらなんかちょっと怖い。

「再会 silent truth」3話あらすじ&感想・考察

あらすじ

淳一(竹内涼真)は、岩本万季子(井上真央)、清原圭介(瀬戸康史)、佐久間直人(渡辺大知)とともに桜の木の下に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことにした。しかしすでにそこには掘り起こされた跡があった

タイムカプセルにはダイヤル式の鍵がかけてある。番号は「1029」万季子の誕生日
開けてみるとそこに拳銃はなかった

鍵の番号を知っているのは4人だけ。

淳一は3人にタイムカプセルを開けていないか、他の誰かにタイプカプセルのことを教えていないか確認する。しかし全員タイムカプセルを開けていないし、誰にもタイムカプセルのことは教えていないという。

その後淳一は圭介に、万季子の嘘が警察にバレていることを告白。息子・正樹が万引きしたことを正直に話すよう万季子を説得してほしいと伝える。

圭介から説得された万季子は、スーパーサクマを訪れた目的について嘘の供述をしたことを認めることに。
しかし全部を正直に話すのではなく、あくまでも息子・正樹の万引きの件で秀之にゆすられ、金曜日の夜に30万円を渡しに行ったことだけを話すことにした。

警察署に向かう前、万季子は土曜日の夜スーパーサクマに着ていったジャケットのボタンがないことに気がつく。

不安を抱きながら圭介とともに事情聴取を受ける万季子だったが、土曜日のことやジャケットのボタンのことは聞かれずホッとするのだった。

後日。南良は土曜夜のアリバイを聞きたいと、万季子、圭介、直人を警察署に呼び出す。

万季子と圭介は事前に口裏を合わせていた。
淳一も、例の拳銃が殺人事件の凶器だったことは聞かなかったことにしてくれと3人に頼んでいた。

事情聴取を終えた南良は、万季子と圭介の供述があまりにも一致していることに不信感を抱く

淳一は事件に関する情報を得るため、街で聞き込み調査をしていた。
そこで「金曜日の夜、男が廃校になった小学校のなかをうろうろしていた」ことと「黒のセダン品川ナンバーが停まっていた」という情報を入手。

淳一は、圭介の乗っていた車も黒のセダン品川ナンバーだった思い出すのだった。

感想・考察

今回は南良演じる江口のりこの演技がすごかった。
飄々としているように見せて実はとても鋭い感じとか、ネチネチと相手を追い詰めていく感じとか。
見ている方も息を飲む緊張感を作り出していてさすがの演技力。

圭介の演技が下手くそすぎる!これが3話のハイライト。
圭介を見る万季子の目が「こいつ…!」と呆れている感じも、幼馴染であり元夫婦の雰囲気が漂ってた。

黒のセダン品川ナンバー=圭介・万季子だとしたらあまりも当たり前すぎる。なので2人は犯人ではない!と思う。

ちなみに空港の駐車場で直人が乗っていた車は黒ではなかった。水色っぽい色?だった。
だけど、だからといって直人が拳銃を持ち出してないとも言い切れない。

「再会 silent truth」4話あらすじ&感想・考察

あらすじ

佐久間秀之殺害事件の捜査会議に遅刻してくる飛奈淳一(竹内涼真)。
捜査会議では南良理香子(江口のりこ)らが岩本万季子(井上真央)、清原圭介(瀬戸康史)、佐久間直人(渡辺大知)の捜査情報を報告。
南良は、遅刻してきた淳一に対して単独捜査をしているのでは?と疑う。

単独で聞き込み調査をしていた淳一は、秀之殺害事件があった前日の夜にタイムカプセルを埋めた小学校で、圭介の車と男の姿を見たという目撃情報を入手していた。

淳一は圭介に剣道を一緒にしようと言って誘い出し、真相を追求する。
圭介は「たしかに、タイムカプセルは開けに行った」と告白。しかし「すでに拳銃はなかった」と淳一に話す。

一方で南良は、淳一には内密で直人のアリバイ崩しに取り掛かっていた。

殺人事件があった日。直人は渋滞に巻き込まれ自宅に帰宅したのが遅くなったと供述していたが、実際はその日どこの道も渋滞があった記録はなかったことが判明

さらに事件当日の22時頃に、犯行現場であるスーパーサクマの近くにあるガソリンスタンドで直人が給油する姿が防犯カメラに残っていた

直人は事情聴取を受けることになる。

感想・考察

個人的に圭介のどうしようもなさが目につく回だった。
いやまぁずっとどうしようもないなとは思ってたけど、万季子とキスしてさらにその先まで致そうとしていたのは最悪だった。

万季子は仕方ない。だって圭介が再婚していることも、再婚相手のお腹に赤ちゃんがいることも知らないんだから。

淳一と2人で話していたときは「もう万季子に未練はない」みたいな言い草だったし、息子の受験で一生懸命の万季子に再婚の話をして動揺させたくないっていう配慮も理解できるから、ああそうだったんだぁって思っていたのに…!

結局未練タラタラじゃないか!しかも淳一に敵対心まで抱いちゃって。

そして直人のアリバイが崩されたのは驚いた。
でも、となると直人は犯人じゃないと思う。これは誰かをかばっているパターンだ。

直人がかばうといったら万季子しかいない。

これ例えば事件前に直人もタイムカプセル開けたとしたらどうだろう?
→万季子から連絡をもらった直人は、兄・秀之を殺そうと思ってタイムカプセルを開けに行く。だけどそこに拳銃はすでになかった。
→これは万季子が拳銃を持ち出して兄を殺したのかもしれないと思った。

のような流れだとしたら直人が自ら罪を背負おうとするのも理解できる。

でも万季子が拳銃を持ち出したとも考えづらい。
となると、やっぱり事前に拳銃を持ち出したのは淳一?

たとえば事件が起きるずっと前、地元の警察署に着任したとき拳銃を持ち出したとか?さすがに無理があるか?

みやた

みやた

・インプロアカデミーにてインプロを学び中
・2025年11月インプロアカデミー/ファシリテーター講座受講
・ラクで楽しい人間関係構築・会話・コミュニケーションを探求。

散歩、エンタメ好き。休みの日はよく散歩しています。ドラマは「書きたい!」と思ったもののレビューを投稿。 

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