ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー 1話から

【脚本】徳尾浩司、一戸慶乃

【演出】坪井敏雄 ほか

【キャスト】柳楽優弥、坂東龍汰、佐藤大空、向井理、尾野真千子 ほか

ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー

1話あらすじ

市役所に勤務している小森洸人(柳楽優弥)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)と2人で凪のような平穏な日々を過ごしていた。
両親を早くに亡くしてからは、常に弟のルーティーンに合わせ、同じ時間に起き、家を出て、市役所の仕事を終えて、デザイン会社で働く美路人を迎えに行く生活を送っていた。

そんなある日、兄弟の前に突然「ライオン」と名乗る男の子(佐藤大空)が現れる
家に上がり込み「ここで暮らす」と言うライオンに美路人はパニックになってしまう。
変化が苦手な美路人のため、そしていつも通りの日常を取り戻すため、男の子を警察に保護してもらおうと考える洸人。
だが、ライオンから渡されたスマホに「じゃあ、あとはよろしく」と差出人不明のメッセージが届き、そのメッセージから、忘れていたある人物を想起してしまう――。

さらに、ふとした瞬間にライオンの体にアザがあることに気がつき…。

その頃、とある県で、橘祥吾(向井理)が必死の形相で行方不明届を提出していた。
次第にそれは“母子行方不明事件”として世間で取り沙汰されるようになる。

一体誰がライオンを置いていったのか…。
ライオンは何者なのか…。

嵐のようにやってきたライオンに戸惑う洸人と美路人だったが、徐々に距離を縮め、関係性が変化していく。

どんな境遇でも大切なものを守るために必死で生きる人たちの家族愛や兄弟愛を描くヒューマンサスペンスが今、幕を開ける!

引用元:Tver

1話感想レビュー

『ライオンの隠れ家』は、原作なしの完全オリジナルドラマ。
脚本と務めるのは、『おっさんずラブ』シリーズや、『私の家政婦ナギサさん』『六本木クラス』の徳尾浩司さん。

自閉症スペクトラム症の弟。
そんな弟を支えながら、市役所職員として働き慎ましく生きる兄。
そこに突如現れる謎の子ども。その子どもの体には虐待の痕跡が。
その子はもしかしたら、義理の姉の子供かもしれなくて…。

兄弟愛、親子愛、そういったものが丁寧に描かれていきそうなので、2話以降も楽しみです。

主演の柳楽優弥さんの芝居はやっぱりすごい。
弟に対して優しい対応をしながらも、いつもどこか疲れ切ってるというか、諦めているような哀愁を漂わせています。

弟役の坂東龍汰さんも頭角を現してきている演技派の役者です。
自閉症スペクトラム症の特徴を捉えていて、全然嘘くさくない。

そのほか、桜井ユキさんや岡山天音さんなど、実力でのし上がってきたような実力派の役者も脇を固めます。

そしてなんといっても、小森兄弟の義理の姉・橘愛生役の尾野真千子さん!
愛生はライオンくんのお母さんで、おそらく家庭内暴力を振るう夫・祥吾(向井理)の元から逃げ、ライオンくんを小森家に避難させたのだと思われます。
高校生時代はやや破天荒だった愛生。そんな愛生が大人になって、母になってどんな風になっているのか?尾野さんがどう演じるのか?注目です。

ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー(2話)

2話感想レビュー

姉・愛生の子ども?のライオンが家にやって来たことで主人公・ヒロトは余計大変。
それでなくても、自閉症を抱える弟・みっくんを支えるだけで精いっぱいなのに。

1話では、ヒロトたち兄弟の両親が、いつ、どのように亡くなったのかは語られていなかった。
2話でも具体的なことは語られていないが、回想シーンから察するに、おそらく大学3年か4年の頃、急に両親がいなくなってしまったのでは?

回想シーンでは、いわゆる「きょうだい児」となってしまったヒロトの複雑な気持ちが伝わってきて苦しくなった。

【回想シーン】
ヒロトがみっくんとバスに乗っている。
バスの中、大きな独り言を喋るみっくんを慌てて注意するヒロト。
そこへ、ヒロトの中学か高校時代の友人数名が、途中のバス停から乗り込んできた。
同級生らは、ヒロトに気づくと「よぉヒロトじゃん!久しぶり!就職決まった?」というような質問をする。
ヒロトは「あ、うん、まだ」などと言いながら、自分がそれまで読んでいた『自閉症スペクトラム』に関する本や『これからの社会福祉』というパンフレットに目を落とす。

瞬間。バスを急いで降りるヒロト。

扉が閉まりバスが進みだしたところで、みっくんは隣にヒロトがいないことに気づきます。
バスの外で佇むヒロトを見たみっくんは、「お兄ちゃんがいません!戻ってください!」とパニックになってしまうのでした…。

きっと、「同級生に、弟と一緒にいるところを見られたくない」とか「みっくんを支えるために生きていく人生なんて嫌だ」など、人には打ち明けられない心の苦しみや不安を抱えてしまっていたんだろう。
そして今のヒロトの言動を見るに今も、みっくんを支え続けなければいけない苦しさや不安は残り続けているように感じる。

山梨で身元が分からなくなっている橘祥吾の妻・愛生と息子・愁人。
山梨・笛乃川の橋に、愛生と愁人の靴が並べて置かれており、近くで愛生の血痕がついた衣服が見つかった。

しかし、愛生の遺体は見つかっていない…。
さらに、ニュースを観たヒロトが、ライオンに向かって「しゅーと~」と呼びかけると、ライオンは「な~に~」と返事をしてしまい、(あ…ヤバい…)という顔をするライオン。
確実にライオンは橘愁人。

おそらく、橘祥吾のDVや虐待から逃れるため、「愛生と愁人は死んだことにして逃亡する」という計画なのではないだろうか?
そして岡山天音演じる白いコートの男は、愛生と愁人の逃走の手伝いを依頼された…とか?

白いコートの男が、愛生に依頼されたのだとすると、
『ソフトクリームの広場で鐘のなる頃に』や『最後の堤防』といったヒロトと愛生しか知らない思い出の場所を知っていることや、(おそらく足がつかないよう)複数のスマホを使い分けていることにも合点がいきます。

ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー(3話)

3話あらすじ

山梨県で起きた母子行方不明事件。
河川敷で見つかった血のついた衣類は橘愛生のDNA型と一致し、彼女のものだと判明した。
橘愛生は洸人(柳楽優弥)たちの姉で、行方不明の息子・愁人とライオン(佐藤大空)は同一人物なのか……。

洸人は事件に関するニュースを検索していた。
そこで愛生の夫・祥吾(向井理)が特定されていることを知り、たちばな都市建設の社員であるとわかる。
洸人はその手掛かりをもとに祥吾がライオンの父親だと確信し、会いに行くことを決める。


その頃「週刊真相」の記者・工藤楓(桜井ユキ)と天音悠真(尾崎匠海)も、同じ情報にたどり着き祥吾を追っていた。


一方、美路人(坂東龍汰)の描いた画が飾られる「あさがお動物園」に行くことになった洸人と美路人とライオン。
3人で動物を見て楽しく過ごした後、作品展の会場に行くと、ライブペイントのイベントを担当する美路人のデザイン事務所の同僚である小野寺(森優作)がアクシデントに見舞われていた…。そんな姿を見た美路人は、まさかの行動に――。

引用元:Tver

3話ネタバレ感想レビュー

デザイン事務所の同僚・小野寺のピンチヒッターとして、勇敢にもライブペイントのイベントステージに上がったみっくん。
しかし、途中でマイクがハウリングしてしまい、パニックになってしまうみっくん。

洸人はとっさにみっくんの体を抑え、(やっぱりみっくんには無理だ)と思い、イベントの参加をやめさせようとした。
ところがライオンは、みっくんにゴーグルを渡し、みっくんにステージで絵を描かせようとする。

洸人が(やめろライオン、みっくんには無理…)と思った瞬間、みっくんはゴーグルをつけ、自分の気持ちを自分で落ち着かせ、絵を描き始めたのでした。

ライオンが来たことで、みっくんが少しずつ変化していることを感じる洸人。
同時に、今まで「自分に都合よく」「普通にしてほしい」という気持ちでとっていた自分の行動が、みっくんの可能性を狭めていたのかもしれないと反省する洸人だった。

みっくんを見る洸人の目が、優しさの中に(明るさ)を宿してきたような気がして、なんだか泣きそうになった。

2話で謎の男Xと接触していた美央。

3話では、『ライオンの父親に、洸人が会っているかどうか探ってください』というメッセージをXから受け取った美央が、洸人のもとへ「サランラップの場所が分からなくて」という嘘を口実に電話をかけています。

おそらくXに頼まれ、洸人たちの行動をスパイしているのではないだろうか?

美央が動物園にいたのも、みっくんの絵を見るためだけではなく、3人の動向を監視するためだったのかもしれない…。

個人的な推測では、
愛生は生きていて、祥吾から逃れるためにライオンを洸人たちに預け、自分はどこか別の場所に身を潜めているのではないか?
そして謎の男Xに、ライオンを見守るよう愛生が依頼。
今回、ライオンが通っていた幼稚園を取材して出てきた、噂の『愛生と親密にしていた若い男』とは、Xのことなのではないだろうか?

ところがラストのシーンで、『橘愛生とみられる遺体が発見された』というニュースが流れる…。

はたして愛生は亡くなってしまったのだろうか?
それとも、やはり遺体は別人なのだろうか?

個人的な意見としては、愛生には生きていてほしい。
そして最終的には洸人と再会してほしい。

それから旦那の祥吾の人間性も謎である。
妻と子供が失踪しているのにも関わらず、クラブへ行き、ホステスたちと楽しげに酒を交わす祥吾。仕事だろうとは思うが、そんな祥吾の姿を見た洸人が不信感を抱く気持ちは納得。
やはり、ニュースでの心配そうな顔は表向きのもので、裏ではライオンを虐待していたのだろうか?

ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー(4話)

4話あらすじ

山梨県で女性の遺体が発見された。
行方不明となっている橘愛生(尾野真千子)の可能性があるというニュースを見てしまったライオン(佐藤大空)は、ショックから高熱を出してしまう。

取り急ぎ小児科に連れて行くことになった洸人(柳楽優弥)は、問診票を前にライオンの年齢など何も知らないことに改めて気づかされる。
仕事を休み、慣れない子どもの看病に四苦八苦する洸人。

その日の夜、洸人と美路人(坂東龍汰)はふとしたことからライオンが最近誕生日を迎えていたことを知る。
2人はライオンのために内緒で、牧村美央(齋藤飛鳥)や吉見寅吉(でんでん)、貞本洋太(岡崎体育)も呼んでライオンの誕生日会を企画する。


一方、山梨の事件を追っていた記者の楓(桜井ユキ)は、刑事の高田快児(柿澤勇人)に近づき捜査の進捗を探っていた。そこである新事実が明らかになるーー。

引用元:Tver

4話ネタバレ感想レビュー

やはり愛生は生きていました。
山梨の河川敷で見つかった遺体は別人のもので、新宿で愛生と遭遇したと証言する人まで現れます。

そしてラストシーンでは、クラブ?キャバクラ?のロッカールームで着替えをして出て行く愛生の姿が映しだされます。

また、謎の男Xは便利屋のような仕事を請け負っていることもわかりました。

そうなるとやはりこんな仮説が濃厚。
『橘祥吾からDV・虐待を日常的に受けていた愛生とライオン。そんな2人のもとに現れた便利屋の男X。Xに愛生は、「私と息子は橋から飛び降り自殺をしたことにして身を隠す。その際、2人一緒にいたら息子が危ないから、義理の弟たちが住む茨城に連れていってほしい。そして、息子や弟たちの様子を監視してほしい」というような依頼をして、自身は東京で身を隠していた…』

5話はついに愛生が登場し、さらに波乱の予感。
いったいどんな真実があるのでしょうか?

前回に引き続き、今回もみっくんの成長に思わず泣きそうになりました。

ライオンのお母さんが死んでしまったと思ったみっくんは、「ライオンが寂しい思いをしている」ことを察してあげていました。
洸人がライオンの世話に付きっきりになってしまい、自身のルーティーンが変わってしまっても、みっくんは文句を言わず、ライオンのことを気遣ってあげていたのです。

ライオンの誕生日会用の花を買う際も、みっくん一人でちゃんと花束を買って帰ることができました。

物語の考察の裏で、こういった人間ドラマも丁寧に描かれていて素敵な作品。
5話も楽しみですね♪

ライオンの隠れ家 ネタバレ!感想レビュー(5話)

5話あらすじ

天音(尾崎匠海)が新宿のキャバクラで働いている愛生(尾野真千子)の隠し撮りに成功した。
報告を受けた楓(桜井ユキ)は愛生が生きていると独占記事を掲載
愛生の生存がバレたと知ったX(岡山天音)は、愛生に今いる場所からすぐに逃げるよう指示をする。

翌朝、愛生の事情を知りたい洸人(柳楽優弥)は楓に連絡を取る。

山梨県警の高田(柿澤勇人)も記事を頼りに新宿のキャバクラを訪ね、愛生を追うことに。

そんな中、東京の出版社から美路人(坂東龍汰)に絵の仕事が舞い込み、美路人は船木真魚(平井まさあき)と1泊で東京出張へ。

洸人、ライオン(佐藤大空)と2人で過ごす夜、突如ライオンから渡されたスマホに愛生から「会いたい」とメッセージが届く
洸人は愛生の事情が分からない状況でライオンと会わせるべきか迷うが、母親に会いたがっているライオンの様子を見て、美路人とライオンと3人で指定された場所まで会いに行くことを決意するーー。

引用元:Tver

5話ネタバレ感想レビュー

5話にしてついに、愛生の近況が明らかになりました。

キャバクラの裏方として不愛想に働く様子。路地裏で気だるそうに煙草を吸う姿。ライオンの声を聞いて涙する優しい母の顔…。
愛生のキャスティングを尾野真千子さんにしたの大正解すぎる!!!

これまでのキャスティングも文句なしだけど、それにしても尾野真千子さんはさすが。もう愛生のキャスティングは尾野真千子さん以外考えれない。

やはりXに何事かを依頼していた愛生。

愛生はXから指示を受け行動していました。
しかし、ライオンのことが心配になった愛生は、ついにXの指示に反抗します。

愛生「息子に会いに行きます」
X「止めても無駄ですか」
愛生「どうしても伝えたいことがあるから」
X 「では、これであなたとの契約は終了です」

Xにスマホと携帯を渡す愛生。

愛生「でもまだ、わたしは諦めたわけじゃないから

契約とはいったいどういう内容なのか?
諦めないとはいったい何なのか?

5話のラストで警察に連行されてしまった愛生
愛生は取り調べに対しこう供述するのです。

愛生「私が息子を殺しました」

なぜ愛生は息子を殺したなどと嘘をついたのか?

単純に予想するならこうだ。
”ライオンはすでに亡くなったことにすれば、夫である橘祥吾がライオンを探すことはない。祥吾はDVや虐待を常習的に繰り返しており、ライオンを祥吾のもとには絶対に渡したくない。”

…ただこれが真実だとすると衝撃度はだいぶ低い。なんなら3話あたりからうっすら予想できる展開だ。

はたして単純な予想のまま展開していくのか?
それとも愛生とXが結んだ「契約」とは、また別のことなのだろうか?

ライオンの隠れ家 あらすじ&感想レビュー(6話)

6話あらすじ

美央(齋藤飛鳥)がなぜ遊園地にいたのか、なぜライオン(佐藤大空)を抑え込んだのか……。
洸人(柳楽優弥)は状況が飲み込めない中、傷ついたライオンと共に家に帰る。

翌朝、洸人は職場で美央に事情を聞こうとするが、そこに姿はなく、彼女のアパートを訪ねることに。
しかしそこで「私からは、話せなくて」と拒絶されてしまう。

一方、警察に連行された愛生(尾野真千子)は、息子・愁人(=ライオン)を殺害したとほのめかす
そのニュースを知った洸人は明らかな嘘にますます混乱する。

さらに、追い打ちをかけるように、ライオンのスマホに再びメッセージが届く。
翌日、指定された場所で洸人を待っていた人物とは…。

美央が起こした行動の理由、愛生とライオンの驚愕の事実が明かされる――。

引用元:Tver

6話感想レビュー

予想通り、愛生とライオンは橘祥吾から日常的に暴力を受けていた
愛生は、祥吾の支配下から逃げ出すため、ゆるり(X)に偽装死の補助を依頼したのだった。

警察に捕まった愛生は「私が息子を殺しました」と嘘の告白をします。
これはライオンを守るための嘘。

しかし愛生の自供に対して橘祥吾は、「愛生が息子を殺すわけがない」と否定。
祥吾はついに、息子を探し出そうと動き出すのです。

ゆるりから事の真相を告げられ、愛生からも「ライオンを守って」とお願いされた洸人。
さらに美央から、彼女がかつて保育士だった頃、虐待の末に亡くなってしまった園児がいた話を聞きいた洸人は、ライオンを守ることを決意
たとえそれが犯罪だとしても。

ここから、ライオンを探し出したい橘祥吾 vs ライオンを守りたい洸人たちの戦いが始まる…!

すでに洸人のもとに橘愛生の息子・愁人がいることを突き止めている週刊誌の記者。

彼らは洸人たちの支援にまわり、橘祥吾のDVや虐待の真実を世間に報道するのでしょうか?

今後の彼ら週刊誌記者の動向にも注目ですね。

ライオンの隠れ家 あらすじ&感想レビュー(7話)

7話あらすじ

記者の楓(桜井ユキ)が突然、小森家にやってきた。
楓は、愛生(尾野真千子)が殺したと供述している息子が本当はここにいるのではないかと洸人(柳楽優弥)を問い詰める。
その場はなんとかやり過ごした洸人だが、小森家やライオン(佐藤大空)の存在がメディアに知られるのは時間の問題と思われた。

一方、愛生が息子の愁人(=ライオン)を手にかけるはずがないと確信している祥吾(向井理)は、愁人の写真や身体的特徴をメディアに公開して情報提供を広く呼び掛けていた。

八方ふさがりの中、ライオンを守ることを最優先しようと考える洸人。
美央(齋藤飛鳥)や貞本(岡崎体育)の力を借り、美路人(坂東龍汰)とライオンの3人で離れた場所に身を寄せる決心をする

美路人たちには旅行と称して住み慣れた家から離れることを決めるが…。

同じ頃、祥吾が小森家に向かっていて――。

引用元:Tver

7話感想レビュー

これまでも、ライオンが来たことによってみっくんが成長したり、洸人のみっくんへの接し方が変化していたわけだが、ここにきてさらに変化する小森兄弟!

まず洸人とみっくんの関係であるが、
洸人はみっくんに「ライオンのため」という名目で頼みごとを積極的にするようになった
たとえみっくんが「できない!」と言ってきても洸人は諦めず、みっくんを頑張って説得するようにもなった。

それはきっと、「”障害のある弟”として過保護に接しすぎることは、みっくんのためにならない」と、洸人が学んできたからじゃないだろうか?

次にみっくんであるが、
初めて訪れた佐渡島で、バーベキュー用のお肉を一人で買ってくることができた

あと、洸人がみっくんに「ライオン眠そうだから一緒に寝てあげてくれないかな?」とお願いすると、みっくんは自分の就寝時間を1時間ずらしてライオンと一緒に寝てあげていた。
こだわりが強いと言われている自閉スペクトラム症の人にとって、決まったルーティンを崩されることはものすごくしんどいはず。
それなのにライオンのために頑張ってルーティンを崩す。

その姿はまるでお兄ちゃん!

みっくんの目覚ましい成長から目が離せません!!

『愛生の遺体では?』と疑われた山梨県笛乃川の河川敷で見つかった女性の遺体
その身元が、7股不倫で話題の山梨県議会議員・亀ヶ谷の元秘書だと判明!

週刊真相の天音が、以前橘祥吾が出入りしていたキャバクラで待ち伏せしていると、そこに亀ヶ谷がやってきた。
さらに亀ヶ谷と一緒にやってきたの橘祥吾の部下・樺島。

これは偶然なのか…?

いや、そんなわけあるまい。

個人的に、「愛生が「偽装死」をした橋の近くの河川敷でたまたま遺体が発見されるってある…?」と不信だったし、「今回の件と何らかの関りがあるんじゃないか?」と睨んでいた。

やっぱり関係あったんですね~!
そこもちゃんと回収されそうで楽しみです!

ただ今のところ何がどう繋がってくるのか?
僕のおそろしく鋭い洞察力を駆使してもわからないので、今後の展開が楽しみでしかたない。

ライオンの隠れ家 あらすじ&感想レビュー(8話)

8話 あらすじ

警察で愛生(尾野真千子)と面会した楓(桜井ユキ)は、洸人(柳楽優弥)からのメッセージを伝え、釈放後どうしたいかを彼女に聞く。

釈放当日、愛生は再び柚留木(岡山天音)の力を借りて、息子のライオン(佐藤大空)と洸人、美路人(坂東龍汰)が待つ佐渡島へ向かうことに

佐渡島に到着した愛生を迎えた洸人は、久しぶりの姉とどうやって接していいのかわからず困惑。
しかし愛生はお構いなしに、自分のペースに洸人たちを巻き込み、ライオンとの再会を心から喜んでいた。
その夜、洸人は愛生を呼び止め、最愛の息子・愁人を洸人と美路人に託した思いや祥吾(向井理)のDVのことなどをすべて聞く。
洸人もまた長年積もった思いの丈を初めて姉にぶつける——。

その頃、記者の天音(尾崎匠海)がたちばな都市建設と亀ヶ谷議員に関する気になる情報を入手していた…。

引用元:Tver

8話 感想レビュー

愛生が釈放された。
彼女はその足で洸人たちが身を潜めている隠岐島へと向かう。

久しぶりに愛生と再会した洸人は、相変わらず自分のペースに巻き込むのがうまい愛生に翻弄される。

そして洸人は、「愛生がいないこれまでの状況がどれほど大変だったか」、その心中を思わず吐露してしまう。

そもそも勝手に家を出て行ったのはあなたの方でしょ。
こっちは大変だったんだよ。
お母さんとお父さんもいなくなって、美路人が不安定になって、生活を続けて行くのがやっとで
それでも何とか生きてくために、二人で築いてきた平穏があった。
なのに、またあなたの勝手に振り回されて…。

洸人は、相手が愛生だからこそ、
「頼りたいときに頼れなかった苦しさ」を思わずぶつけちゃったんじゃないだろうか?

翌日になって、愛生から「ライオンと二人で明日島を出る。もう二人を振り回さないから」と急に言われた洸人は、ライオンとの日々を振り返る。
そして愛生にこう話す。

昨日、あんな風に言ったけど、大変なことばかりじゃなかったよ
なんていうか、景色が広くなった
ライオンが来てから。

ライオンが来る前の洸人は、「どうせこういう人生なんだ」と、なかば諦めているように見えた。
しかし、ライオンが来たことで”自身の視野の狭さ”を自覚していった洸人。

そして愛生たちが帰る日の朝、洸人は愛生を呼び出してこんな話をする。

本当にこれしか方法はないの?
名前を変えて別人になって生きるしか選択肢って…?
昨日、自分で言ってて自分で気づいたの。

他に選択肢がないと思って生きてきたのは自分も同じだって。

でもライオンが来て変わった。
ライオンのおかげで変わった。

だから、そのライオンの大事な名前がなくなるのはなんか違う。
だっておかしいじゃん。
ありのままで生きられないなんて、やっぱり間違ってる。

それにあなただって前と今じゃ状況が違う。
全てを知ったうえで助けてくれる人がたくさんいる


だから僕が探す。
あなたたちが橘祥吾から逃げなくていい方法を僕が探すから

他に選択肢がないなんてことはない。
自分だけが苦しい思いをしなくていい。

苦しい時は誰かに頼っていいんだよ。

これはまさに脚本家の方がこのドラマで伝えたいテーマなんじゃないかと思った。

ライオンの隠れ家 あらすじ&感想レビュー(9話)

9話 あらすじ

愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、ペンションから連れ去られた。
洸人(柳楽優弥)から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木(岡山天音)は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えるが、そこに現れたのは祥吾(向井理)の息がかった樺島(後藤剛範)であった。

一方洸人は、ライオンが別れも告げずいなくなったことに困惑する美路人(坂東龍汰)に、どうやってペンションから今すぐ出ようと説得するか、考えを巡らせる。

そして、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手に「これを一緒に届けに行こう!」と提案。
2人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かうことに決める。

しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。
居場所が分からないまま、小森家に戻るしかない洸人と美路人。
このまま元の2人の生活に戻ってしまうのか、悶々とした感情を処理できずにいた。

その頃、愛生はある覚悟を決めて祥吾と会っていた――。

引用元:Tver

9話 感想レビュー

離婚の手続きをしたいので一度戻ってきてほしい…。

という祥吾からの伝言を伝えに佐渡島までやってきた樺島。
愛生は「離婚」という言葉を聞き、ライオンと共に樺島の車に乗り込み、祥吾の待つ山梨へと向かいます。

橘家ではなく、なぜか旅館に連れていかれた愛生とライオン。
そこには憔悴した顔の祥吾の姿が。

食事を済ませ、ライオンが眠った後、
祥吾は申し訳なさそうな顔で、離婚届を愛生に差し出します。

祥吾「先に書いてくれ」
愛生「はい」

祥吾君と愁人に手を挙げたこと本当に申し訳なく思っている。僕が悪かった。
二人を心から愛しているのに、どうしてこんなことになったのか、自分でもわからない。
でも、君と愁人が急に目の前から言えて、しかも死んだフリまでして…どれだけ心配だったか」


愛生「もういっそのこと、新しく人生をやり直した方が、お互いのためになると思ったの」

祥吾「お互いの為?」

愛生「私と一緒になってくれて、愁人が産まれて、大切な家族も増えて、大事な思い出は残ってるから、あなたを責めたり、訴えようとは思わなかった。
偽装死を選んだのは、最後に残った愛だったんだと思う

「離婚する前に最後に家族で過ごしたい」と言う祥吾の言葉に、愛生は同情してしまう。
そして本の束の間、家族の思い出の地へ3人で遊びに行ったりしたわけだが…。

あくる日、
祥吾は離婚届を書いて愛生に差し出す。
離婚届を受け取った愛生は「じゃあ、あとで出してくる」と、離婚届をもってその場を離れようとするが、
祥吾は「待って」と言って、急に愛生の手から離婚届を奪う。

そして祥吾は、離婚届の『妻が親権を行う子』の欄に書かれた『橘愁人』の文字に二重線を引き出す

愛生「え?」
祥吾「愁人は僕が育てる」
愛生「…は?」
祥吾「愁人はこの家に置いていってほしい」
愛生「何言ってるの?そんなことできるわけないでしょ?」
祥吾「愁人には2度と手をあげたりしない」
愛生「そんな問題じゃない」
祥吾「離婚しても、君には弟たちがいる。家族がいるじゃないか。でも僕には、血のつながった家族は愁人しかいない。僕はずっと1人だったんだ。僕から全部を奪わないでくれ
愛生「…」

土下座する祥吾。

祥吾「頼む」
愛生「無理よ、そんなの」

愛生の腕を掴む祥吾。

祥吾「親権を僕に譲るなら離婚する。その条件が飲めないなら、離婚はできない

そう言い放ったのち、祥吾は愛生に暴行を加え、手足を縄で結び、部屋に監禁するのでした…

申し訳ないという顔をして同情を誘い相手を油断させる。
そして、自分の思い通りにならないとわかると結局暴力で相手を支配しようとする。
まさにDV男の典型。

怖すぎる…。

こんな男の元にライオンを置いていたら危険すぎる…!

柚留木「橘祥吾は相手の自由を奪い、自分の支配下に置くことが愛情だと思っている人間です。そして家族に依存していなければ自分を保つことのできない、最低な人間です」

洸人「最低…か」
柚留木「…」

洸人「ああ、いや、誰でもそうなる危うさがあるのかな~と思って…。僕も弟のためって言いながら、ずっと自分が生きやすいように、自由を奪ってきたような気がして。それもある意味弟への依存なのかなって怖いと思うこともあるんです。だから、橘しょう…」

柚留木「あなたとは違いますよ!あなたとは違います!

洸人は、みっくんに対する自分の態度を考え過ぎて、つい橘祥吾と自分を重ねようとしてしまっていました。
しかし、柚留木がガツンと「あなたは違う!」と言ってくれて良かった。

自身も父親からDVを受けていた柚留木が「違う」と断言するからこそ説得力がありました。

ともかく、橘祥吾はどうしようもない男だということが判明した以上、もう警察の介入をためらっている猶予はありません。
愛生とライオンを橘祥吾の支配から引き離すことはできるのか…?

そして、リニア開発に反対していた人間の連続失踪や、亀ヶ谷議員の秘書殺害事件に橘祥吾も絡んでいるのか…?

最終回まで目が離せません!

ライオンの隠れ家 あらすじ&感想レビュー(10話)

10話 あらすじ

楓(桜井ユキ)への暴行と亀ヶ谷宗史郎議員(岩谷健司)の秘書殺害に関与した疑いで樺島(後藤剛範)が逮捕された。
樺島と亀ヶ谷と関係を持っていた祥吾(向井理)は、社長で義兄の春一(黒田大輔)からついに見切りをつけられる。
居場所を失くし追い詰められた祥吾は、ライオン(佐藤大空)を連れてある場所へと向かう。

一方、船木(平井まさあき)がアートグループホームの新事業を立ち上げ、そのプレ体験に美路人(坂東龍汰)が参加することになった。
自ら1泊のプレ体験を希望した美路人の挑戦に背中を押され、洸人(柳楽優弥)は祥吾からライオンを取り戻すべく行動に出る。

柚留木(岡山天音)に連絡を取り、愛生(尾野真千子)とライオンがいる山梨に向かうのだが――。

引用元;Tver

10話 感想レビュー

祥吾は、愛生を自宅に監禁し、ライオンを連れて自身がかつていた孤児院跡地へと向かいました。
そこで宏樹は「ここでずっとパパとママを待ってた」とライオンに話します。

祥吾はライオンに問いかけます。
「愁人はパパと一緒にいてくれる?この先もずっと

「この先もずっと」の言い方が怖い…。
「イヤだ」とは言わせないぞという圧を感じました。

ずっと両親が迎えに来てくれることを待ち望んでいた祥吾が、「家族」に固執してしまうのもわかる気がします。
しかし、家族を守るためにやってきたことは本当に正しかったのでしょうか?


仕事では、黒い噂のある亀ヶ谷議員と手を組んで、悪事にも手を染めてきましたよね。
ライオンを奪還しに来た洸人に対して放った祥吾のセリフから、亀ヶ谷議員とは相当深く関わっていたことがうかがえます。

祥吾「昨日今日息子と知り合ったあなたが家族面しないでください!僕はずっと家族の為だけに生きてきたんだ!そのために…!そのために全部やってきた!あなたには到底わからない」

祥吾は「そのために…!」の後、本当は何と言おうとしていたのでしょうか?
咄嗟に「口に出してはいけない」と理性が働いて、「全部」と言い直したことは明白です。
口に出してはいけない悪業とは?「全部」とはいったい?

祥吾が殺人を犯してしまった可能性も十分ありえます。

洸人が祥吾に放ったセリフが心に刺さります。

洸人「わかりたくないのに、きっと僕も同じ間違いをしているのかもしれません。相手のため、そう言いながら結局は自分のために相手を縛って。家族だから、家族だからって。」

祥吾「何が言いたいんですか?」

洸人「あなたも純粋に愛してきた時があったんじゃないですか?素直な思いやりだけ持っていた時が。でも、それがどんどん掛け違って…。あなたも本当は気づいてるんでしょう?」

祥吾「だから、あなたになにが?」

洸人「楽ですよ、気づかないまま終わらせられたら。でもきっと、それじゃダメなんです」

祥吾「僕は別に今だってこの子をあい…」

祥吾に言いながら、洸人は自分にも言い聞かせていたのでしょうね。

「みっくんのためと言いながら、実は自分にとって都合のいいようにみっくんを縛っていただけだった」
作中何度もこういう言葉が洸人の口から洩れ出てきます。
相当みっくんへの接し方を反省しているのでしょうね。

傍から見れば、「障害を抱えた兄弟をケアしながら生きているだけでもすごいことなのに…」と思うのですが。
洸人はけっこう完璧主義なのかもしれませんね。

また、ライオンが苦しそうに泣く姿を見た祥吾は、きっと「僕は別に今だってこの子を」の後に「愛しているだけだ」という言葉を続けたいはず。なのに「あい」から先の言葉が紡げないんですね。
祥吾の表情からは「後悔・悲痛・苦悩」がにじみ出ているように感じました。

向井理さんの演技がここ数年磨きがかかってきてます。
ナイスキャスティング!

柚留木がいつも白い理由。
それは、「母親が黒い服を怖がっていたから」でした。

いつも暴力を振るっていた柚留木の父親が黒い服を着ていたのが原因だったのですね。

家庭内の暴力がどれほど被害者を傷つける行為か、何年経っても虐待の恐怖を抱え続ける柚留木を見ているとわかります。
たとえどんな事情があっても、どんな想いがあったとしても、祥吾のやってきたことは到底許されるものではありませんね。

ライオンの隠れ家 最終話あらすじ

最終話 あらすじ

洸人(柳楽優弥)がいなくなった。
不安で落ち着かない美路人(坂東龍汰)はライオン(佐藤大空)と愛生(尾野真千子)と共に探し回るが、どこにも洸人の姿はなかった――。
自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないかと考える美路人を「1人になりたいこともある」となだめる愛生。

その頃、洸人は東京にいた。
あてもなく歩くうち、子どもの頃からのさまざまな思い出が脳裏をよぎる。
美路人に伝えたかった正直な気持ち…。
家族への想いが洸人を動かす。

凪のような毎日から、突然嵐に巻き込まれていった洸人と美路人の生活は、再び平穏に戻ったように思えたが…。
彼らが見る、次の景色とは――。

引用元:Tver

最終話 感想レビュー

最終話は、洸人、美路人、愛生、ライオンそれぞれが新しい道に歩み出す素敵な回となりました。
どのシーンも印象的でしたが、個人的に泣いてしまったのは2か所。

1つ目は、役所の同僚に誘われたパーティーで、洸人が急遽みんなの前で話すことになった際、「大切な家族」について語っていたシーン。

洸人「僕はみっくんの優しいところが大好きだし、僕はみっくんの描く絵が大好きです。僕にはなんの取柄もなくて、今までみっくんの才能に嫉妬したこともあったけど、今はみっくんのこと心から尊敬しています、これまで、本当に色々なことがあって、僕一人ではどうにもできないようなことも、みっくんのおかげで乗り越えることができました。僕にとって弟は、この先もずっとずっと自慢の家族です。ありがとう」

いままで洸人が抱えてきた苦労は計り知れません。
それでも、みっくんに「ありがとう」と言える洸人は本当にかっこよかったなぁ。

もう一つは、みっくんが海岸壁アートに描いた3匹のライオンの絵に、洸人とライオンも一緒になって”ウミネコ”を描き加えるシーン。
”ウミネコ”を描きながら、洸人はみっくんの言葉を思い出します。

みっくん「海じゃなくてもウミネコはウミネコです。どこを飛ぶかはウミネコの自由です。ウミネコだって違う景色見たい時あります」

海じゃなくてもウミネコはウミネコ。どこを飛ぶかは自由で、たまには違う景色を見たくなる時だってある。って、まさに洸人に向けて「おにいちゃん、違う景色見てきていいよ」って言ってるようなものじゃないか!!
いや、そこまで考えていたかはわからないけど。
そこはみっくんの心理は詮索すべきではない。

少なくとも洸人はそう受け取ったわけだからね。
絵を通して洸人に自分の気持ちを伝えるなんてみっくんらしい。

お互いを想い合い、お互いの新たなスタートを不器用に押し合う。
素敵な兄弟愛に泣きました。

みや

みや

新しい体験をするのが好きです。
エンタメも好きです。特にドラマは好きなので感想レビューをどんどん書いてます。
自身のコミュニケーション下手を克服すべく、日々コミュニケーションや人間関係に関する勉強をしています。
内向型のアドバイザーとしても活動中です。 

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