「冬のなんかさ、春のなんかね」第1話 人を好きになるのが怖い”こじらせ女子”のお話

1月14日(水)に「冬のなんかさ、春のなんかね」の第1話が放送されました。

以下、ネタバレを含むあらすじと感想レビューです。視聴がまだの方はご注意ください。

あらすじ

2025年1月の深夜。土田文菜(杉咲花)がコインランドリーで洗濯しているところにやって来たのは、美容師の佐伯ゆきお(成田凌)だった。

好きな音楽が一緒ということで意気投合し、文菜はなんとなく流れで佐伯の美容室に同行する。

そして文菜は、美容室で洗濯ものを干し終えた佐伯の家にまでつい行き宿泊。その流れのまま2人は交際することに。

2025年12月の夜。文菜が居酒屋で待ち合わせていたのは、小説家の先輩・山田線だった。

文菜も山田も互いに恋人がいることを承知しながら、たびたび二人で会っていた。
ラブホテルの部屋で文菜は山田に、「他の男とも(肉体関係ありの)浮気をしていた」ということを伝える。

ネタバレ感想

深夜のコインランドリーで若い女性が、出会ったばかりの男と警戒心もなく話し、しかも音楽の話しで盛り上がり意気投合する冒頭シーンを観て「ドラマかよ!」とついツッコミを入れてしまった。それくらい非現実的な展開。

だけど杉咲花と成田凌の生っぽいせりふの掛け合いが絶妙にリアリティを感じさせる。

冒頭のシーンだけでもありえないのに、文菜はそのまま見知らぬ男の職場について行ってしまうし、そのまま家までついて行っちゃう?!あまりの急展開に思わず笑ってしまった。

『年下の可愛い女の子が初対面の僕なんかに興味を持ってくれるなんて…!』という男の妄想を凝縮したような展開をフェミニストが観たら発狂しそうだ。

実際女性は初対面の大男にホイホイついて行くものなのだろうか?

文菜はメモ書きに≪知った方がいいこと 知らない方がいいこと 始まったら終わる 付き合ったら別れる だからもう本当は誰とも付き合いたくなんてないのに 相手のすべてを知ってしまっても好きでい続けることはできるのだろうか? そんなことを考えながら私はまた人を好きなる 失うことを恐れながら だから私は好きにならない人を好きになる≫と書いていることから、本気で恋愛して失敗することを恐れているらしい。

この感覚すごくわかる。

僕も過去、人をすごく好きになって、好きだからこそ相手に素の自分をさらけ出したことがある。だけどそれからしばらくして「別れよう」と言われた。

そのまた逆もある。
付き合っていると当然相手も素を見せ始めるから、ちょっとずつ相手の嫌な部分も出てくる。相手の素を知れば知るほど嫌な気持ちが高まっていって、結局我慢の限界に達してしまった。

そういう失敗を重ねて僕はこじらせた。

素を見せるほどでもない関係。友だちと恋人の間みたいな距離感。そんな相手といる方が「居心地いいなぁ」と思ってしまう。

本気で好きになって破滅してしまうくらいだったら、「好きだけどこれは恋じゃない」って割り切って付き合う方がラクみたいな。

文菜もそうなのかもしれない。というか脚本の今泉さんがそうなのかもしれない。

このドラマは、過去や未来のことを頭の中でグルグル考えて今を大事にできていないなと実感する人には刺さるけど、その反面、今を淡々と生きている(たとえば藤本美貴みたいな人)だったら全く刺さらないというか理解できないような気がする。

みやた

みやた

・インプロアカデミーにてインプロを学び中
・2025年11月インプロアカデミー/ファシリテーター講座受講
・ラクで楽しい人間関係構築・会話・コミュニケーションを探求。

散歩、エンタメ好き。休みの日はよく散歩しています。ドラマは「書きたい!」と思ったもののレビューを投稿。 

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