
最愛の拓人に近づく美羽を警戒する恵子。
やがて恵子は「一緒に住まない?」と、悪魔の提案を拓人にするのだった…。
ハラハラの『ディアマイベイビー』第4話のあらすじ解説と感想をまとめてみました!
もくじ
マイディアベイビー4話ネタバレあらすじ
美羽を警戒する恵子
恵子(松下由樹)の手腕によって、新人俳優・拓人(野村康太)は新たなドラマに抜擢。さらに雑誌の表紙を飾るなど、少しずつスターの階段を上りはじめていた。
そんな折、新ドラマの懇親会が開かれる。そこには、再び共演することとなった人気女優・美羽(中村ゆりか)の姿も。恵子は、極力美羽が拓人に近づかないようにする。
そんな恵子の目を盗み、美羽はどうにか拓人と2人きりになる機会を設ける。そこで美羽は、拓人の私生活が恵子に徹底的に管理されていることを知り、拓人に「普通じゃない」と助言するのだった。
一緒に住まない?
新ドラマの撮影がスタート。
監督は美羽には厳しく指導する。しかし、その反面拓人には全く指導をしない。
なぜ自分は全く指導されないのかと、拓人が落ち込んでいるとき、たまたま近くを通ったスタッフたちが「監督は目をかけている俳優には厳しく指導するけど、興味のない俳優は無視するよね」と話しているのを聞いてしまう。
さらに落ち込む拓人に、美羽は優しく寄り添う。そんな2人の姿を恵子は見逃すはずもなかった。
なんとか挽回しようとした拓人は、撮影が終了すると、すぐさま監督のもとへに挨拶をしに行く。しかし監督は、拓人の挨拶を無視。美羽のもとへ一直線で向かって行ってしまう。
監督の態度に傷つく拓人。
そんな拓人の心中を察した恵子は監督のもとへ向かい、「そんなにうちの子に興味ないですか?うちの子はいるだけで価値がある子なんです!」などと、スタッフたちの前で監督を叱咤する。
その帰り道。恵子は拓人の生活をサポートしたいからと、一緒に住むことを提案。
拓人は答えに迷う。
美羽の言葉。恵子のこれまでの優しさ。拓人はこれまでのことをひとつひとつを思い出していた。
時間を置いた末、拓人は恵子の提案に乗ることを決意。こうして恵子と拓人は一緒に住むことになったのだった…。
『ディアマイベイビー』第4話感想レビュー
恵子の言動はぶっ飛んでる。でも嘘がない。だから面白い!
恵子を演じる松下由樹さんを観ていると、かつてやっていったバラエティ番組『ココリコミラクルタイプ』を思い出す。
松下さんはコメディを演じているわけではない。なのに、愛する拓人を有名にしてあげたい!でも誰にも渡したくない!自分のものだけにしたい!という恵子の必死さを、松下さんが真剣に演じれば演じるほど、その姿がイタイタしくて面白い。
美羽とともに消えてしまった拓人を、恵子が必死で探すというシーンがあったけどあれは最高だった。「バブちゃんどこにいるのー!」と地団駄を踏むシーンなんて、怖すぎて面白い。
さすが演技派大女優だ。美羽を演じる中村ゆりかさんも本気でドン引きしていたんじゃない?
このドラマが見やすいのは、恵子の行動が実にシンプルだからっていうのもあると思う。
「なんでそんな行動するの?」という部分が一切ない。
もちろん「恵子やべーな」と思うんだけど、大好きな人のためだったらあそこまで必死になる恵子の気持ちも理解できなくはないよね。と。
やってることはすごくぶっ飛んでるんだけど、恵子の気持ちにも言動にもリアリティがあるから面白い。